「+1」ボタンを利用するには、あらかじめGoogleアカウントでログインする。グーグルで検索を行うと、検索結果ページに表示されたリンクごとに「+1」ボタンが表示される。気に入った情報やおすすめしたい情報があったときに、このボタンをクリックすると、その情報をユーザーと関係のある人たちの間で共有することができる。
グーグルは、自社サービスのGmailやGoogleプロフィールなどを通じて、そのユーザーと関係のある人や利用しているサービスの情報を保有している。こうした情報をもとに「+1」ボタンは機能する。検索結果のページ上で、自分の友人が「+1」ボタンをクリックした情報がある場合、ボタンを押したのは誰なのかが表示される。レシピの検索をしていて、自分のルームメイトがおすすめしているレシピ情報だということがわかったら、その情報を見たいと思うかもしれない。
この機能は英語版のGoogle.comで限定的に公開されている。現状では「+1」ボタンは、検索結果と広告の横に表示されているが、今後は表示場所がさらに増える予定だ。
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