ストレスフリーのフォーム設計、2つのポイント
さて、ストレスをかけずにユーザーに入力してもらうためには、どうすればよいのか? 大きくわけると「ユーザビリティ対策」と「モチベーション対策」の2つとなります。簡単に説明すると、「ユーデビリティ対策」とは「入力をしやすくするための工夫」で、「モチベーション対策」とは「入力を続けさせるための工夫」です。
最も簡単な解決方法は、入力フォームの項目(フィールド数)を減らすことです。しかし、各サービス提供、商品購入にあたって必要項目があり、また見込顧客以外をフィルタリングする役割も入力フォームにあるため、簡単に項目を減らすわけにはいきません。また、入力フォームの構成要素はどのフォームも同じで、以下の10要素にわけることができます。
- テキストフィールド
- ラジオボタン
- チェックボックス
- プルダウンメニュー
- リストボックス
- テキストフィールド
- サブミットボタン
- ナビゲーションのためのガイダンス
- 入力ミスの際に表示されるエラーメッセージ
- すべてを格納するフレームデザイン

この10要素のベストな組み合わせを行なうことで、ストレスフリーの申込みフォーム作成が可能となります。次回は、この10要素を「ユーザビリティ対策」と「モチベーション対策」にわけ、離脱率改善の具体施策をご紹介いたします。