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申込フォーム大改善!

【フォーム改善】意外と知らない申込フォームの超基本

 ECサイト運営を行なうと気づくのが、申込みフォームでの離脱率の高さです。この連載では、気まぐれなお客様をしっかりと成約に結びつける、申込フォーム設計の基本をおさらいしていきます。

実店舗購入とネット購入の違い

 ECサイトの担当者であれば、いかに売上をアップさせるか? を毎日考えていると思います。ネットやモバイルを活用した集客方法の情報は数多く出回っています。しかし、たくさんの人を集客できたとしても、最後の「成約」に結びつかなければまったく意味はありません。見逃しがちなフォーム設計のポイントについて3回にわけて解説していきたいと思います。

 ECサイトでの申込フォームエリアは実店舗でいうどの部分にあたるのでしょうか? 当然「レジエリア」にあたります。実店舗の場合、ショッピングカートに商品を入れて、レジエリアに来たお客様が商品購入を中止するという行動は、なかなか見られません。しかしECサイト運営の場合は、頻繁に起こることなのです。

 お客様が、商品をレジに置いて、放棄そして離脱するという行動をとることを実店舗で置き換えると、レジが壊れているのか、おつりがないのか、よほど店員の態度が悪いのか…ぐらいでしょう。

 カートに商品を入れて申込フォームに到達したお客様は「最重要見込客」です。ここでお客様を逃すことは、これまでかけた広告費や制作費が水の泡になったと言っても過言ではありません。

 ECサイトの場合、24時間アクセスでき商品を見るだけならば簡単にできるため、お客様は実店舗以上に気まぐれな存在です。少しのストレスで申込みを辞めてしまう文化が強く、申込フォームへの入力は面倒な行為のため、「細心の心配り」が重要なのです。

ECサイトと実店舗購入を比較
ECサイトと実店舗購入を比較

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この記事の著者

月成 信裕(ツキナリ ノブヒロ)

1978年福岡県生まれ。ストラテジスト。株式会社大広九州ソリューション開発局WEBソリューション部に所属。多くのWEBサイト構築、プロモーション設計、プロデュース運用に従事。現在はダイレクトレスポンスマーケティング業務を中心に活躍中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/18 12:00 https://markezine.jp/article/detail/5122

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