2026年メルカリは、OpenAIが提供する「Apps in ChatGPT」において、「メルカリ公式アプリ」の提供を開始した。同アプリにより、「ChatGPT」上で会話するだけでメルカリの商品を検索したり、出品説明文の下書きを作成したりすることが可能になる。

メルカリに出品される商品は一点物が多く、カタログと紐付けができない商品が約8割(メルカリ調べ)を占めるため、探し方に迷う利用者が少なくない。また、出品時も記述内容に悩む声があった。一方で、AIに相談しながら情報を探す行動が定着しつつあることから、同社は商品探索や出品下書き作成ができるアプリを開発した。これには2026年1月に公開した接続基盤「Mercari MCP」を活用している。
同アプリは、「ChatGPT」の画面上から呼び出して利用する。まず商品検索機能では、明確なキーワードがなくても「予算5,000円でキャンプ用品を探して」などの相談からAIが文脈を汲み取り、月間約2,300万人(2026年6月時点)が利用するメルカリの出品データの中から提案する。日本語の他、多言語での検索にも対応する。
出品下書き作成機能では、商品情報を伝えることでAIがタイトルや商品説明などを自動生成し、一括作成も可能である。類似商品の価格を参考に、AIが出品価格の目安を提案する機能も備える。
メルカリは2025年7月より「AI-Native」という方針のもと、様々なAIサービスから機能を呼び出せる汎用的な接続基盤の構築を推進しており、今後も対応機能の拡充を図る考えである。
【関連記事】
・メルカリ、米国で世界共通アプリ「メルカリ グローバルアプリ」の提供を開始
・アルゴリズムの外にあるものとの出会いを。メルカリ、体験型イベント「変なフリマ」を渋谷で期間限定開催
・メルカリAdsではなぜ立体的で深いペルソナ分析ができ、CVへの距離を縮められるのか?【参加無料】
・その広告、ユーザーは「コンテンツ消費」モードかも。メルカリが語るCVまでの距離を縮めるデータ戦略
・メルカリ、「チャットサポート」を開始 チャットボット&オペレーターが対応
