UPWARDは、訪問を軸に活動する営業担当者370名を対象とした独自パネル調査「フィールドセールス実態調査2026」を実施し、調査白書を公開した。
商談を行う営業の82.0%が「フィールドセールス」
スクリーニング調査では、商談を行う営業の82.0%が訪問を軸に活動していることがわかった(訪問中心72.2%+訪問とWeb半々9.8%)。
商談に充てられるのは1日の23.0%(試算)
移動と帰社後業務に時間を奪われ、商談に充てられるのは所定労働時間の23.0%(1商談あたりの時間を45分とした場合の試算)にとどまることがわかった。
報告・日報入力の58.6%が「帰社後・帰宅後の持ち帰り」
報告・入力の58.6%が、移動中や訪問先ではなく、オフィスや自宅に戻ってから行われている(報告制度があり、実際に入力している層 N=256)。報告ツールへの最大の不満は「手入力・記入が面倒」(27.2%)だった。
訪問が増えるほど記録は薄くなり、顧客情報が蓄積されない
週あたりの入力時間は訪問件数によらずほぼ一定(50~66分)。そのため1件の訪問にかける記録時間は訪問が多い担当者ほど短くなり、高頻度層では1件あたり2.0分(試算)にとどまることがわかった。
ツールを導入しても、DXの実感は伴わない
勤務先の営業DXが「進んでいる」という実感は23.8%にとどまり、SFA/CRM利用層でも約2割(19.1%)が「進んでいない」と回答した。
現場が本当に時間を充てたいのは「本来の営業」
事務作業が効率化され、時間が空いたら何をしたいかを質問したところ、商談・既存フォロー・新規開拓のいずれかを選んだ人が47.3%(重複を除く実人数)、休息・休暇(25.7%)を上回った。
【調査概要】
調査名:フィールドセールス(外回り営業・外勤営業)の活動実態と業務課題調査
調査主体:UPWARD(独自パネル調査)/調査方法:インターネットリサーチ
スクリーニング調査:2026年5月28~31日 N=2,400(うち商談を行う営業 n=1,445)
本調査:2026年6月2~9日 有効回答 N=370(全回答400件から、ランキング設問で論理的に無効な回答30件を除外)
※「商談に使える時間は約2〜3割」「1訪問あたり約2分」は移動時間・訪問件数の設問からの試算(推計)。複数回答の設問は合計が100%を超える
