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BCGとSAPがパートナーシップ締結 企業のサステナビリティトランスフォーメーションを支援

 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、企業向けソフトウェアのリーディングカンパニーであるSAP SEとパートナーシップを締結したことを発表した。両社は共同でサステナビリティトランスフォーメーションを支援するソリューションを提供する。これにより、企業が気候関連の意欲的な目標を正しく設定するとともに、サステナビリティ実現に向けた実行可能なロードマップを推進し、サステナビリティ向上を通じた事業価値創出を実現できるよう後押しする。

 両社は同パートナーシップを通じ、企業が今後数十年にわたり気候変動の課題に取り組み、ますます強まる投資家からの圧力や、厳しさを増す規制に対応するうえでの一助となることを目指す。

 両社は、サステナビリティ・トランスフォーメーションと特に関連が深い、戦略・ビジネスモデルの変革・テクノロジーイノベーションという3つの分野で市場をリードするソリューションを提供しており、サステナビリティ領域においてもそれぞれの取り組みを補完し合うことができる。

CO2排出量削減

 BCGの調査では、企業はCO2排出量の最大40%を削減できる可能性がある。両社は、最先端のCO2排出量測定手法とインテリジェンスを事業オペレーションの中核と戦略的意思決定に統合することで、企業のゼロエミッションに向けた取り組みを加速する。このパートナーシップのねらいは、BCGの「CO2 AI」とSAPの「SAP Product Footprint Management」という市場をリードするふたつのソリューションを組み合わせ、CO2 AIによりAIを活用してスコープ1、2、3のCO2 排出量を正確に把握したうえで、SAP Product Footprint Managementを通じてデータをSAPの基幹システムに統合することである。

循環型事業モデル

 同パートナーシップでは、サプライチェーンにおける廃棄物ゼロの達成を支援するため、サプライチェーン全体から製品ポートフォリオに至るまで、企業のポートフォリオにおけるサーキュラリティ(循環性)の機会を評価するソリューションを提供。企業が循環性を高めるためのフレームワークとツールを提供するBCGの「CIRCelligence」と、持続可能な製品設計を通じて企業の循環型経済への移行を促進するSAPの「SAP Responsible Design and Production」を基盤に、顧客の廃棄物ゼロに向けた取り組みの加速を後押しする。

統合型業績評価

 サステナビリティトランスフォーメーションに向けた取り組みの指針として、財務情報に加えてサステナビリティに関する非財務情報の管理が可能なSAPのソリューション「SAP Sustainability Control Tower」とBCGによるコンプライアンス・ターゲット運用モデルをベースとした統合型業績評価を提供し、事業価値向上に焦点を合わせ、またあらゆる規制要件にも沿うかたちでトランスフォーメーションを推進できるよう支援する。

 両社が共同で提供するソリューション「Sustainability Transformation」は現在ごく一部の顧客において試験的に運用しており、2022年の第3四半期にはより幅広い顧客に向けたローンチを予定しているとのこと。

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2022/04/18 08:00 https://markezine.jp/news/detail/70246

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