計算から天気予報まで
「特殊」というものの、いつもの検索と同じ方法で手軽に使える「特殊検索」。その代表的なものが「電卓機能」だ。簡単な計算からちょっと複雑な数式までこなしてくれるうえ、単位の変換もできる。この電卓機能は8月7日から「Googleモバイル」でも利用可能になっている。
続いては、こちらも8月から利用可能になったばかりの「天気検索」。「天気 地名」と入力すると気象情報をアイコン入りで表示してくれる。突然の雷雨や大雨が気になる今年の夏は、天気予報をチェックする機会も多くなりそうだ。
Googleはオリンピック情報への架け橋?
天気をチェックしたら、夏休みに見に行く映画情報もチェック!ということでこちらもおなじみの「映画検索」。「場所 タイトル」で検索すると上映情報が表示されるほか、「映画 タイトル」を入力すると、サブ的な検索窓やレビューへのリンク、評価の星印などをまとめたユニットが表示される。
さらに、いよいよ開催が迫った北京オリンピックのために、Googleはこんな機能も提供している。「気になるあの試合どうなった?」と思ったときに「オリンピック 競技名」を入れてみよう。試しにサッカーで検索してみたらこんな画面が。これならニュースサイトに飛んで、オリンピックコーナーを探して…といった手間もかからない。
こうした特殊検索は20種類以上もあり、なかにはヤマト運輸の配送状況を追跡したり、日経の株価や会社情報へのダイレクトなリンクを返すものなど、その守備範囲は幅広い。検索画面ひとつであれこれ情報を引っ張り出せる特殊検索は、そのベンリさもさることながら、オリンピックのようなイベントに合わせて提供されることで、こちらのお祭り気分も大いに盛り上げてくれそうだ。
【関連記事】
・Googleマップの「ストリートビュー」で東京散歩
・Google検索シェア、米英では7割、豪では9割に届く勢い
・Googleインデックス、ついに1兆を超える
・Google Mapsの上をドライブ! 「2D自動車シミュレーター on Google Maps」