「オフィスアワード2008」は、内定学生や若手社会人が、会社の規模や業務内容に関わらず、「このオフィスでずっと働いてみたい」と思うオフィス空間を評価・投票し、大賞を決めるというもの。3回目となる今年、3,476人の投票によって「働いてみたいオフィス」の大賞に輝いたのは、コスモスイニシア、準大賞はNHN Japan(得票数2位)とスタートトゥデイ(得票3位)となった。
1位のコスモイニシア(不動産業)は、エントランスにドーナツ型の水槽を設け、社内にバリ風マッサージルームを完備するなど、社員のリラクゼーションに配慮した設備を提供。会議室は前後の壁一面がホワイトボードとして使えるようになっている。
2位のNHN Japan(インターネット事業)は、500平方メートルにもおよぶカフェスペースを持ち、プロのマッサージ師がいるマッサージルームも提供。畳と掘り炬燵がある和風の会議スペースもある。
3位のスタートトゥデイ(小売業)は、店舗プロデュースで知られる片山正通氏にオフィスデザインを依頼。全面ガラス張りの大会議室がある一方、各スタッフが自分のスペースを装飾できるゆとりあるデスクスペースを提供している。
いずれも社員がリラックスできるスペースや、実際にマッサージなどのサービスを受けられる施設を備えているほか、会議室や個人スペースにも自由度を与えてメリハリを付けるなどの工夫がなされており、実にうらやましい環境となっている。
【関連記事】
・他社のオフィスが気になる人へ、アスクルがオフィス画像の投稿コミュニティ「みんなの仕事場」オープン
・働く女性が感じるオフィス環境の最大の不満は「エアコン問題」
・3,039人の若者が選ぶ「ずっと働いてみたいオフィス」の第1位は?