富士山マガジンサービスは、雑誌専門のECサイト「Fujisan.co.jp」を運営し、紙の雑誌とともに400誌以上のデジタル雑誌を取り扱う。一方のCCCは、フランチャイズ展開するTSUTAYAで年間907億円の書籍・雑誌販売実績をもち、「TSUTAYA online」でインターネット通販も展開している。
CCCは18日、富士山マガジンサービスの株主であるトランスコスモス、ngi groupから33,505株を1億6752万5000円で取得(保有割合 26.67%)。さらに、8月下旬に、富士山マガジンサービスの第三者割当増資の引受により、追加で15,637株を取得する。増資引受後の保有株式は49,142株、保有割合33.33%となる。
両社は雑誌販売で連携し、富士山マガジンサービスのデジタル書籍/雑誌プラットフォームとCCCの会員基盤を生かした電子書籍/デジタル雑誌サービスの開始を検討するとしている。
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