ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、「VODサービス利用に関する調査」を実施した。
調査結果では、20代女性の33.3%が「VODサービス利用のためにスマホに機種変更した」と回答。また、20代女性の44.4%の人が「スマートフォンを所有したことで、VODサービスの利用時間が増えた」と答えており、20代女性にとってはスマートフォンでVODサービスを利用するのが流行っていると言えそうだ。
VODサービス利用時に使っているデバイスは、女性は「スマートフォン」(29.4%)、男性は「デスクトップパソコン」(25.7%)がもっとも多いという結果に。一方、「タブレット」は、女性の9.8%、男性の17.3%と、他のデバイスよりも利用が少ないということがわかった。
1回あたりの平均視聴時間は、「1時間以上2時間未満」の人が27.7%、「2時間以上3時間未満」の人が9.7%、「3時間以上」の人が2.8%であった。1時間以上視聴している人の合計は40.2%で、4割の人が1回につき、平均1時間以上サービスを利用しているようだ。
もっとも利用率が高いVODサービスは「iTunes store」(35.8%)で、次に「GyaO!ストア」(34.7%)、「Hulu」(31.8%)だった。認知度では、利用率5位(24.0%)の「ひかりTV」が76.0%でトップとなった。
【調査概要】
調査期間:2013年10月10日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、事前の調査で「スマートフォンをお持ちの人で、インターネットを介して、有料で映像コンテンツを視聴できるVOD(ビデオオンデマンド)サービスの利用経験がある」と回答したの10~60代の男女725名
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