マーケティング業界情報サイト「MediaPost」の12月12日の記事によると、電通の海外本社である電通イージス・ネットワーク・グループ傘下でOOH(Out of Home Media:屋外/交通広告)領域を専門とするPosterscopeが、Vistar Mediaとともに、デジタルなビルボードをリアルタイムに売買できるプラットフォームを2015年の第1四半期から展開。2つのサプライヤーが提供する2800以上のビルボードにリーチすることが可能になると報じている。
また、電通イージス・ネットワークは12日、ブラジル最大の規模を誇るOOH専門広告会社「OOH Plus」の株式100%を取得することで合意と発表。買収前にOOH Plusは、存続会社をPlusmediaとするグループ再編を行っており、Plusmedia社の社名をPlusmedia Posterscopeに改名し、Posterscopeのネットワークに組み込むとしている。
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