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マーケターのためのAI基礎講座

マーケティング領域で「弱い人工知能」はどう使われている? 機械学習の活用方法を考える

マーケティングにおいて人工知能を活用するために

 人工知能を実装するための様々なサービスがSaaSとして提供され始めた。これらのサービスによって、マーケティング領域における人工知能活用の敷居は低くなってきている。以下に、現在(2016年3月時点)活用可能なプラットフォームやAPI、ライブラリなどをまとめた。

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 どのような企業でも人工知能の活用が可能になった時、企業のマーケティング活動における競争優位性はどこで生まれるだろうか。エンジニアやデータサイエンティストなどの優秀な人材の確保はもちろんのこと、「インプットするデータ」の質や量も大きな差別化要素となる。たとえば、位置情報や生体データといったこれまで取得していなかった種類のデータの収集や、オウンドメディアの機能拡充によってさらに深いユーザーインサイトにつながるデータの収集、また他社との連携によって不足しているデータを補完するなどの取り組みが重要となるだろう。

 しかし、新たなデータの収集のみならず、自社内の各部門で散在している既存データを把握することも重要だ。このようなデータの棚卸しを行うなかで、現状のマーケティングの改善や新規事業の着想を得ることもあるだろう。

 当社においても、提供している各ソリューションで保有するデータの統合と分析を行い、人工知能の技術を活用した新しいオーディエンスターゲティング広告商品などのサービス開発を進めている。(※具体的な内容については当社ビッグデータ解析部の連載をお読み頂きたい)。次回は当社における事例を交えつつ、機械学習やディープラーニングについて深堀していく。

 (執筆:プロダクト開発本部 広告技術研究室 原田俊)

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)(デジタル アドバタイジング コンソーシアム)

DACは、インターネットに特化したデジタル広告ビジネスを展開しています。
広告枠のバイイングだけでなくクロスメディアプランニングや新たな広告商品開発、ソリューション提供など、インターネット広告に関するサービスを総合的に提供するデジタルエキスパートです。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/03/24 08:00 https://markezine.jp/article/detail/24107

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