アイシェアは同社のサービス会員を対象にSNSについての調査を行い、20代から40代の男女394名から有効回答を得た。
11月に行われた調査では、SNSの利用者は全体のおよそ3割半で、2006年7月時の調査と変わらなかった。しかし、利用初期と比べてアクセス回数はどうなったかを聞いたところ、「以前より減った」が43.3%と最も多くなっている。アクセスが減った理由としては、「飽きた」「興味が薄れた」「目新しいものがなくなった」といった声が多く 見られた。
一方、SNS利用者にアクセス回数はどのくらいかをたずねると、「1日に数回」が39.0%と最も多く、「1日に10回以上」という人も13.5%。あわせて半数を超える人が1日に数回以上アクセスしていることになる。このアクセス回数は前回調査と大きな変動はなかった。
また、「SNSから始まる恋はアリだと思うか」をたずねたところ、「アリだと思う」は52.8%で、2006年調査時より15ポイント近く減少。代表的なSNSであるmixiは、出会いの場、再会の場として活用されてきたが、先日、ユーザーが新規ユーザーを招待する「招待制」を緩和し、希望者が自分で登録する「登録制」を来春導入すると発表。健全化のため、青少年ユーザーについては、「友人検索」をしても検索結果に表示されないようになる。利用者拡大を続けてきたSNSは今、過渡期を迎えつつあるようだ。
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