EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。PAYの高野さんに、決済について聞きました。※本記事は、2018年12月25日刊行の『季刊ECzine vol.07』に掲載したものです。
小売や飲食店での実証実験も 国も支援し、キャッシュレス加速へ
前回に引き続き、この3ヵ月も大手小売やITプラットフォーマーのスマホ決済への参入が目立ったと高野さん。まずはAmazon。8月29日に、実店舗でのAmazon Payの利用が可能に。スマホにダウンロードした、Amazonショッピングアプリに表示される二次元コードを使って支払う。現状では、NIPPON Tabletのタブレット端末が設置されている店舗に限られる。10月24日、同社のタブレット端末を導入した「サマンサタバサ」の直営4店舗では、国内のファッションブランドとしては初めて、Amazon Payの利用が可能になった。
コンビニのローソンは、8月24日、4月から3店舗で取り組んでいたセルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」の実証実験を拡大し、2018年度内に100店舗に導入する予定だと発表した。スマートフォンに事前にローソン公式アプリをダウンロードし、消費者が商品バーコードをスマホのカメラで読み取ることで、店内のどこでも決済できるというもの。混雑時の入店から退店までの時間は約1分で、レジで決済をする場合に比べて約4分の1に短縮されているとのこと。
そして、こちらは交通系電子マネーだが、10月17日にJR赤羽駅の5、6番線ホーム上に、AIを活用した無人決済店舗が登場。店舗入口で交通系電子マネーをかざして入店し、売場の商品棚から商品を手に取り、決済ゾーンへ進む。壁掛けディスプレイで購入する商品名と合計金額を確認し、交通系電子マネーで決済すると出口ゲートが開くというもの。サインポストが開発したAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」により、消費者と消費者が手に取った商品を確認、自動的に購入商品の合計額を算出し、壁掛けディスプレイに表示している。
ヤフーは、10月5日に「PayPay」を正式リリース。10月31日に行った第2四半期決算発表でも、PayPayのリリースをトピックスとして紹介した。決済手数料はLINE Payと同様に最大3年間無料に。10月25日にAlipayへの対応を発表している。PayPayを活用し、オンラインの広告とも組み合わせたオフライン販促ソリューションの提供を検討しているとのことだ。
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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)
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