インプレスR&D インターネットメディア総合研究所は、個人インターネット利用者約5600人を対象として利用実態調査を実施した。2012年5月時点での日本のソーシャルメディア人口の推計値は5060万人。昨年の3530万人から1530万人増加し、特にこの2年間で加速度的に伸びている。そのうち、投稿や書き込みなど何らかの情報発信を行っているユーザーは3290万人と推計され、ソーシャルメディア利用者の65.0%に該当する。
(※)ソーシャルメディアの定義は、SNSとマイクロブログ。ブログや掲示板、YouTube、Q&A、USTREAMなどは含めない。
SNSの利用率は、mixiが26.1%(昨年は27.0%)、Facebookが24.5%(同8.3%)、Mobageが8.4%(同6.3%)、GREEが7.8%(同8.3%)となっており、Facebookが大きく躍進。Twitterの利用率も昨年の15.5%から26.3%となり、大きく上昇している。
その結果、SNSもしくはマイクロブログを利用しているソーシャルメディア利用者はインターネットユーザーの52.0%にあたり、2人に1人が利用していることになる。利用デバイス別に見ると、スマートフォンでのTwitter利用は40.0%と高く、またFacebook利用も33.5%と高い比率となっている。
【調査概要】
「インターネット個人利用動向調査2012」
調査設計・分析:株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所
調査方法:インタラクティブウェブ調査(ネットリサーチ)
調査対象:全国の自宅からインターネットを行っている13歳以上の個人
有効回答数:5,639
調査期間:2012年5月17日(木)~22日(火)
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