ソネット・メディア・ネットワークスは、インターネット広告に関する技術の精度向上を目的とした研究開発を行うラボを設立した。
ラボの設立は、同社が運営するDSP『Logicad』にて開発した技術を強化するとともに、RTBに用いる見込み顧客獲得技術や、ユーザーの態度変容に応じた広告配信制御技術を研究開発するもの。なかでも、ソニーグループで培ってきた、最先端の機械学習技術を適用した「パーソナライゼーション技術」を、インターネット広告に応用し、各サービスへ多面的に展開していく予定。
従来の一般的な広告配信は、広告主サイトを訪問したユーザーを分析し配信する手法や、ユーザーのウェブサイト閲覧傾向から抽出されたパターンに基づき配信する手法などが多く活用されている。今後の研究開発では、「パーソナライゼーション技術」を応用し、ユーザー一人ひとりの興味関心や態度変容をきめ細かく捉えることで、配信効果の向上を狙う。
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