アタラは、2016年6月21日、アトリビューション分析支援ソリューション「Bird(バード)」の提供を開始した。Birdは『Budget intelligent re-allocation driver』の頭文字をとっている。
これまでアトリビューション分析を実行するにあたり、コンバージョンパス(経路)データからメディア貢献度を図るための指標であるアトリビューションスコアを算出する上で、データ解析を実行して処理するまでに時間を要していた。しかし、Google BigQueryなどのクラウド技術を活用したシステムにより、解析時間が大幅に短縮され、分析コンサルティングからレポーティングまでをより速く提供することが可能に。Birdを活用することで、アトリビューションマネジメントの判断を高速化し、高い頻度で適切なアロケーション計画を実行することができる。
また、コンバージョンパスデータからさまざまな分析視点でデータマイニング処理を実現し、バリエーション豊富なアウトプットパッケージの提供を実現。Birdは社内向けのインフラだが、今後は外部提供も視野にいれて開発を強化していく予定だ。
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