売れるネット広告社福本さんが、ランディングページデザインについて指南します。
売れるネット広告社が教えるランディングページの極意
我々、売れるネット広告社はこれまで数多のクライアントから、累計数百億円の広告費を預かり、数百回に及ぶA/Bテストを実施してきた。A/Bテストの内容もさまざま、仮説のもと、デザインやギミック、キャッチコピー、色など多種多様なテーマである。
その結果、ネット広告入口で新客や見込み客を獲得するフェーズにおいては、「縦長」のランディングページのほうが「費用対効果」が高いことが判明した。
「短い」ランディングページと、しっかりと商品の内容を訴求した「縦長」ランディングページでA/Bテストを繰り返したところ、「縦長」のランディングページのほうが、最大で1.5倍ほど「本商品の購入率」が高かったのだ。
LPは縦長がベスト、に行き着いたABテストとは
このA/Bテストは、具体的には下記のような2つのランディングページで行った。
両方とも、「モニター募集」というていで、お試し品を低価格で購入してもらい、その後、本商品を訴求して引上げる、「2STEPマーケティング」モデルのランディングページ。ページの長さ以外、要素は全て同じだ。
ページ上部のファーストビューと申込みアイコン部分、ページ下部のクロージングブロックと入力フォームは共通として、「縦長」のほうには7つの商品訴求段落を設置した。
この結果、コンバージョン率は、「短い」ランディングページのほうが高かったが、その後の引上率は、「縦長」ランディングページのほうが最大で1.5倍ほど高かった。カテゴリの違う複数の商材でA/Bテストを行ったが、この傾向に変わりはなく、再現性のある現象であることが分かった。
つまり、「短い」ランディングページは、すぐに申込みができる簡素なレイアウトなので、本気度の低い見込み客も含めてお試し品をコンバージョンさせることができるが、高確率で本商品を購入する顧客になってもらうためには、しっかりとボリュームのあるコンテンツで、商品の訴求をし、本気度が高い良い見込み客を集めておくことが必要だと判明したのだ。
世の中には、「こんなに長いと、コンバージョンまで至る前に飽きてしまい、逆に離脱を招くのでは……」と心のどこかで信じている通販広告主も多い。
ユーザビリティに精通したデザイナーの多くも「こんなに長くてゴテゴテしたページが、ユーザーに受け入れられるはずはない」と思っているに違いない。
しかし、結果は逆だ。「縦長」でしっかりと商品の訴求をしたランディングページのほうが、優良な見込み客を集め、高い費用対効果で新客へ引上げることができた。
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株式会社売れるネット広告社 経営企画室 最高執行責任者(COO) 福本朋哉(フクモト トモヤ)
早稲田大学教育学部卒業後、映像制作会社でディレクターとして活動。 その後Web業界に転身し、制作ディレクターとしてあらゆる通販会社のランディングページやCRMの制作に携わる。
2012年に売れるネット広告社に入社し、コンサルティング部門、制作部門の統括責任者や単品通販向けネット広告支援ツール「売れるネット広告つくーる」の開発・連携・マーケティング責任者を歴任。
2016年アドテック関西にて人気スピーカーランキング14位入賞。通販エキスパート検定1級(通販マネジメント編)取得。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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