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村山らむねが聞く「越境EC、成功する二人三脚」

「独身の日」1日で4万足の靴を売上!ミキハウストレードに訊く、メーカー越境EC成功の秘訣

まだ成功法則が見えない「越境EC」は、EC事業者とそれを支援する事業者の二人三脚が必要です。先進企業の事例に村山らむねさんが迫ります。今回は、2015年11月11日、中国EC最大のセール「独身の日」で、4万足の靴を売り上げたミキハウストレードさんが登場です。

「独身の日」4万足の靴が売れた! ミキハウストレードに訊く

村山らむね ミキハウスさんといえば、出産祝いの定番ですよね。私も、ミキハウスさんの靴を複数の方からいただいた経験があります。安心して履かせられますし、本当に長持ちしますよね。今回、ミキハウスさんのブランドのうち「ホットビスケッツ」の靴が、「独身の日」にすごく売れたということで、中国の方にも品質の良さが伝わっているんだとわかり、私もうれしくなりました。

千田(ミキハウストレード) ありがとうございます。「独身の日」の売上が、アパレル、靴、雑貨をあわせて2億6,000万円となりました。そのうち靴が65%を占めまして、4種類で4万4,100足を売り上げています。

村山らむね 1日で靴が4万足売れるというのは、本当に想像を超える世界ですよね。しかも、日本よりも高い価格で販売されているんでしょう?

千田(ミキハウストレード) 郵送費がかかりますから、通常は1.7~1.8倍くらい、日本で4,800円のシューズを、409元、つまり約8,000円で販売しています。「独身の日」では、42%オフの235元で、日本と同じくらいの価格で販売しました。

村山らむね 決してお安くないですよね。それが4万足も売れるというのは、驚きです。

千田(ミキハウストレード) 現地に行って、暮らし、お食事の様子を観察していても、日本と遜色ないくらいのレベルかなと。お給料や家賃を訊くと、日本の3分の1くらいのようですが、日本よりも将来を不安視していないというか、「今日、お金があるから使おう」という発想なのかなと感じましたね。

村山らむね 私もいろんな方からお聞きするのですが、富裕層はもちろん、中間層が非常に豊かだということですよね。一人っ子政策もあるのでしょうが、お子さんの教育にかける情熱が、日本の比ではないといいますか。靴に重きを置かれたのは、御社のお考えですか?

千田(ミキハウストレード) 中国の方は、おしゃれはまず靴からという方が多いようです。現実的な話で言いますと、中国全土を対象にしたときに、「ミキハウスは子ども服のブランドである」というのは、ほとんど知られていないと思います。一部のリピーターの方と、そこからのクチコミで知った方が今回購入してくださったのではないかと想像しています。

もうひとつは、海外でショールーム的にリアルショップを構えて、ブランド浸透に取り組んでいたことでしょうか。1987年のフランスのヴィクトワール広場前の路面店を皮切りに、イタリア、イギリス、アメリカの一流デパートに出店し、2010年の上海万博にも出店していました。そういった活動が実り、富裕層の方にミキハウスを認知いただいて、ネットでの売上にもつながったのではと考えています。

株式会社ミキハウストレード 執行役員 営業本部長 千田弘志さん

村山らむね ミキハウスさんの圧倒的なブランド力あってこその、売上なわけですね。

赤塚(アリババ) そうですね。天猫国際にも、バナー広告など集客手法があるにはあるのですが、それよりも効果を発揮するのが特集ページです。天猫国際側も、ブランド力がある商品を掲載することがステイタスになりますので、自然に、ブランド力がある企業様の露出が増えることになります。ミキハウス様の場合も同様です。

そもそも、ミキハウス様は中国でブランド力がおありなのに、これまで中国ではそれほど展開されていませんでした。ですから、代理購入などのCtoCが横行し、偽物をつかまされるユーザーも多かったわけです。本物が買える正規店が待たれている状態だったことから、ロケットスタートが切れる環境が整っていたわけです。

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待たれていた中国への越境EC オープンセールで3,000万円!

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この記事の著者

倭田 須美恵(ワダ スミエ)

2013年11月11日、ECzine立ち上げ。ならではの視点でECに関する情報をお届けしたいと思います。

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大森 大祐(オオモリ ダイスケ)

フリーランスフォトグラファー。
日大芸術学部写真学科卒業。
雑誌「パーゴルフ」カメラマンからフリーランス。
ファッション、タレント、ホテル、ブライダル、ゴルフ、ライブ、商品撮影など。


■個展
・Missing Santa~行方不明のサンタ~(青山同潤会...

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MarkeZine(マーケジン)
2016/01/29 08:00 https://markezine.jp/article/detail/61731

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