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Google アドワーズ活用事例

少ない費用で効率的に新規宿泊客を獲得するため
アドワーズとAnalyticsを活用 温泉旅館「紅葉館きらくや」

申し込み数UP のために解析ツールAnalytics も導入

 インターネット経由で予約してくる宿泊客が全体の4割を占めるという「紅葉館きらくや」。アドワーズの活用で新規顧客層の開拓が進んでいるという。

 「アドワーズのお陰で若年層や新たな顧客の獲得に成功していると思います。このご時世、普通なら客数が落ち込むところですが、逆に持ち上がっていますから。アドワーズにかける月々の予算は3~5 万円程度ですが、それだけの額で効果があるため効率も良いです」

 村田氏は、より詳しく広告の効果を測定するためにGoogleが提供する無料のアクセス解析ツール「Google Analytics」も活用している。Webサイトの滞在時間や訪問者数をチェックし、コンテンツの改善や広告文の作成に役立てているそうだ。

 「アドワーズとAnalytics で一体だと考えています。いくらアドワーズでWeb サイトへのアクセス数が増えても、サイト自体に魅力がないと申し込みには至らないですから。アドワーズとAnalytics を組み合わせて使うことで、費用に対してどれだけの成果が出たのか詳しく把握できる。我々のような中小企業には向いていると思いますね」

 村田氏の言葉通り、アドワーズを使いアクセスユーザーが増えたところで、Webサイトで伝えるべきはずの、旅館の特徴や魅力についての説明が不十分であれば、訪問者は予約もせずに去ってしまうだけ。コンバージョンに至らないわけだから、広告費だけ発生するという、検索連動型広告の活用パターンでは、もっとも非効率な結末を招いてしまう。さらに、そうやって去ってしまったユーザーが再びアクセスするとは考えにくく、これでは本末転倒だ。アドワーズの運用、Webコンテンツのどちらかが優れていればいいのではなく、両者をうまくハンドリングすることで相乗効果も生まれようというものだ。

今後は地元客へのPR にアドワーズを利用

 地元客に対して「紅葉館きらくや」をアピールするために、今後は広告表示地域の絞込み機能も活用していきたいという村田氏。

 「一泊朝食旅館なので、冠婚葬祭の後にも使っていただけると思っています。当館自体の利用方法を考え、それをアドワーズの機能を使って効果的にアピールしていきたいです」 

 アドワーズを駆使し宿泊客を掴む「紅葉館きらくや」。村田様の頭の中には更なる戦略も浮かんでいるとか。実現のために、これからもGoogleのサービスが役に立ちそうだ。

ユーザー情報
  • 会社名:有限会社紅葉館
  • 所在地:福島県郡山市
  • 設立:1949年
  • 事業内容:旅館営業
  • 主なキーワード:「温泉旅館」

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2009/11/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8450

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