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Evernote、社内の知識共有に使える「Evernote Business」リリース

 ファイルやメモなど手軽に記録・保存し、共有できるサービス「Evernote」で、企業向けのサービス「Evernote Business」の提供が始まった。このサービスに参加すると、ユーザーアカウントがアップグレードされ、個人のノートブックだけでなく、「ビジネスノートブック」も作成できる。そこに保存された内容は会社全体の共有知識となる。管理者は各ユーザーのアカウント内にあるビジネスノートブックにはアクセスできるが、個人のノートブックを見たりアクセスしたりすることはできない。

 「ビジネスライブラリ」は、会社内の誰もが使える、ビジネスノートブックを一元に管理する場所。ここには、従業員なら誰でもビジネスノートブックを公開できる。管理者はビジネスライブラリの管理権限を持ち、特にみんなに見てもらいたいノートブックをおすすめ設定し、目立たせることも可能だ。

 ビジネスノートブックとビジネスライブラリによって、チーム内で蓄積された知識に全員がアクセスできるようになる。知識共有をアシストする機能として、Evernote内の検索のほか、Web検索とEvernote Businessを一緒に検索できる機能もある。また、「Evernote for Mac」の最新版では、関連するノートも表示される。

 Evernote Businessは、Mac、Windows、Web、iPhone、iPad、Android、Android タブレットに対応。これらのプラットフォームのデータはすべて同期される。利用料金はユーザー1人につき月額900円。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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2012/12/05 14:40 https://markezine.jp/article/detail/16887

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