SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第83号(2022年11月号)
特集「Web3、メタバース、NFT ── 最新技術が マーケティングに及ぼす影響」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

グローバルの風向き、トレンドを知る。海外カンファレンスレポート

ポストCDPに向けた新機能などを発表 今注目のBrazeがNYで開催のイベントをレポート

 顧客エンゲージメントプラットフォームを提供するBrazeは、10月12~14日、米ニューヨークで年次イベント「FORGE 22」を開催した。3年ぶりのリアル開催となったイベント会場には、事業主のマーケターやパートナー企業など約400人が集まり、オンラインからも1,600人以上が参加した。本稿では、基調講演のレポートに加え、CEOのBill Magnuson氏とCTOのJon Hyman氏へのインタビューの一部を紹介する。

人とブランドの結びつきをテクノロジーで構築していく

 Brazeは、2011年にBill Magnuson氏(現CEO)とJon Hyman氏(現CTO)が立ち上げた顧客エンゲージメントプラットフォーム。グローバルで1,500社以上が利用し、月間アクティブユーザー数は41億以上、2021年11月にはIPOも果たした。

 顧客エンゲージメントの類のツールは多数存在するが、その中でBrazeの特徴を一言で表すと「人間らしさ」というキーワードが出てくる。10月12日に基調講演のステージに立ったMagnuson氏は、Brazeのビジョンを「テクノロジーを使って、人とブランドの結びつきを構築(forge)すること」と切り出し、コロナ禍を経て変化した人とブランドとのエンゲージメントについて次のように話した。

Braze CEO Bill Magnuson氏
Brazeの共同創業者であり現在CEOのBill Magnuson氏。社名のBrazeは英語で「(金属などの)ろう接」を意味し、イベント名にもなっているforgeには「金属を鍛造・プレスする」という意味がある

 「Brazeのビジョンはまだ達成されていないが、コロナ禍で一気に進んだ。テクノロジーを使い、より高い頻度で、より効率良く、人とブランドが結びつくようになったという変化は、コロナ禍がもたらした明るい要素である」(Magnuson氏)

“心に響く”コミュニケーションをリアルタイムで

 ツールとしてのBrazeの特徴を見ると、データをリアルタイムに取り込める点が挙げられる。それもそのはず、Magnuson氏とHyman氏は元々金融向けにハイフリークエンシーの株取引システムを構築しており、これをマーケティングに応用したことがBraze創業のきっかけとなっているのだ。この技術土台が、リアルタイム性と拡張性というBrazeの優位性につながっていると言える。

 そして、リアルタイム性は顧客体験の最適化に不可欠なもの。対面なら微笑み、適切なタイミングで話しかけてコミュニケーションを進めていくことができるが、デジタルでは難しい。Magnuson氏は、「デジタルが台頭しても、レガシーのデータアーキテクチャとサイロ化されたシステムにより、顧客体験はバラバラだった」と課題を指摘する。タイムリーに適切なメッセージを送ることで、心に響くようなやり取りが実現し、マーケティングはより人間らしくなるのだ。

 「“人間らしさ”という視点から考えると、1つのメッセージを訴求するメールを作成して、多くの人に送るという古いマーケティングから脱する必要がある。マーケティングと顧客エンゲージメントは、“心温まる会話”や“満たされた関係”に近づくことを目標にすべきだ」とMagnuson氏は述べ、「一緒にこれを実現していこう」と呼びかけた。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。

次のページ
パワフル&簡単に使えるプラットフォームを目指して

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
グローバルの風向き、トレンドを知る。海外カンファレンスレポート連載記事一覧
この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーライター

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/11/07 11:16 https://markezine.jp/article/detail/40491

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング