ゲーム・アニメ・漫画といったサブカルの情報を配信しているWebメディア「otalab」は、47都道府県在住のZ世代747人を対象に「YouTuberに関する実態調査」を行った。
Z世代の6割超がYouTuberの動画を毎日視聴
まず、YouTuberの動画を週にどれぐらい視聴するか尋ねた。
結果、Z世代の6割以上が「毎日」と回答。Z世代にとって、YouTube動画の中でもYouTuberの動画は、日常に欠かせないものとなっていることが見受けられた。
Z世代に最もよく見られるYouTuberのジャンルは「エンタメ」
次に、最もよく視聴するYouTuberのジャンルは何か調査を行った。
調査結果を見ると、票数が最も多かったジャンルは「エンタメ」、次いで「ゲーム実況」という結果となった。
「エンタメ」ジャンルのYouTuberは、動画内で自身の私生活を見せていることや、プライベートについて語ることも多いため、親しみやすさを感じられる部分が人気の理由の一つとして考えられるという。
Z世代から1番人気のYouTuberは「平成フラミンゴ」
続いて、どのYouTuberの動画をよく視聴するのか調査を行った。
すると、人気ランキングの1位は「平成フラミンゴ」、2位が「コムドット」という結果になった。
1位と2位にランクインした2組は、テレビ番組やCMに出演するなどYouTube以外のメディアでも露出が多く、その人気ぶりがうかがえる。また、長年活動を続けているベテランYouTuberも数多くランクインしており、根強い人気が見受けられた。
アイドル化が進むYouTuber Z世代の視聴理由も「推しだから」が多数
続いて、Z世代のYouTuberの動画を視聴する目的について調査を行った。
結果を見ると、視聴する理由の1位2位には「面白いから」「暇つぶしに最適だから」という理由が続いた。また、「推しだから」という理由が3位にランクイン。YouTuberのアイドル化が進んでいることも確認できた。
テレビに出演しているYouTuberも増えてきていることから、「芸能人」として認識される機会が増えており、それによりYouTuberを「推し」とする人も増加していると考えられる。
Z世代の3割以上がYouTuberにお金を使っている
最後に、YouTuberに対して月に平均でいくらお金を使うか調査を行った。
その結果、Z世代の3割以上が月に1円以上YouTuberにお金を使っていることがわかった。
「推しだから」や「応援したい」という気持ちから、無料で視聴ができるにも関わらず、配信でのスーパーチャット(スパチャ)やプロデュース商品の購入などと様々な方法で、YouTuberにお金を使う人が増えていることが見受けられた。
【調査概要】
期間:4月7日~4月13日
機関:株式会社アップデイト(自社調査)
対象:47都道府県在住の15~27歳男女
有効回答数:本調査747(スクリーニング調査6,608)
方法:インターネット調査(「Fastask」使用)