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20代の58.6%が商品を知ってから1週間以内に購入 SNS時代の購買行動をTHECOOが調査

 THECOOは2025年8月20日、SNS時代の購買行動に関する調査結果を公表した。

 15〜59歳の男女のうち、事前スクリーニング調査で「新しい商品やサービスをSNSで知ることが多い」と回答した1,000名を対象にインターネット調査を実施。企業のマーケティング活動におけるSNS活用の課題を背景に、消費者のリアルな購買プロセスについて明らかにした。

インフルエンサー投稿が認知きっかけの最多に

 消費者がSNSで新しい商品やサービスを知るきっかけで最多だったのは「フォローしているインフルエンサーや著名人の投稿」だった。単なる広告や企業アカウントに比べ、インフルエンサーの情報発信力の高さが浮き彫りになっている。

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購買意欲を高めるのは“効果実感”とクチコミ

 インフルエンサーが実際に商品を使用して効果を実感している様子や、多数の肯定的なクチコミが、購入意欲を大きく高める要因であることがわかった。この結果は、インフルエンサーマーケティングやクチコミマーケティングが、認知から購買決定に至るまで重要な役割を果たしていることを示している。

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20代の58.6%が発見から1週間以内に購入、年代差も顕著

 SNSで商品を知った後、実際に購入するまでの期間は年代により大きく異なる。20代では「その日~1週間以内」に購入する割合が58.6%と大きく、情報収集から購買までの行動が迅速である。一方、50代では1ヵ月以上かかる割合が46.8%と高く、その他のチャネルでの情報収集や熟考の傾向が見られる。

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実店舗に商品を確認しに行く割合は約6割

 また、SNSで商品を知った後「よくある」「ときどきある」として実店舗で商品を確認する人は全体の61.6%におよび、オンラインとオフラインの融合した消費行動が定着しつつある。

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調査概要

調査名称:SNS時代の購買行動に関する調査
調査期間:2025年7月11日~2025年7月12日
調査対象:15〜59歳男女(SNSで新商品・サービスを知ることが多いと回答した1,000名)
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:Freeasy

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/21 13:45 https://markezine.jp/article/detail/49728

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