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ECでの商品購入の決め手、化粧品は「口コミ」ファッションは「商品画像」を重要視/CCCMKHD調査

 CCCMKホールディングスは1月21日、「EC利用に関する調査」の結果を発表した。

インターネットショッピングを利用したことない人は全体の4%程度

 インターネットショッピングの利用頻度について尋ねると、全体では「1か月に1回」と回答した人の割合が24.2%と最も多くなった。

 性年代別で見ると、男性40代以下と女性40代で「1週間に1回以上」の利用が2割を超える結果に。一方、「利用したことはない」は全体で3.8%、どの性年代も1割以下となっており、大半の人がインターネットショッピングの利用経験があることが明らかになった。

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生鮮・加工食品は実店舗利用派のほうが多い傾向に

 次に商品・サービス別でインターネットショッピングと実店舗の利用頻度を調査。その結果、「生鮮食品」「加工食品」は「すべて実店舗を利用」「実店舗の方がインターネットショッピングの利用頻度よりも多い」と合計するとどちらも8割超に。実店舗利用派が高い割合を占めた。

 一方、「旅行・交通チケット」と「金融商品」に関しては、「すべてインターネットショッピングを利用」「インターネットショッピングの方が実店舗の利用頻度よりも多い」を合計するとそれぞれ6割を超える結果に。

 このように購買する商品やサービスによって、実店舗とインターネットの利用には大きな差があることがわかる。

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約半数が“お得感”を理由にインターネットショッピングを利用

 インターネットショッピングの利用シーンを見ると、50.2%の人が「実店舗よりも安く購入できるとき」と回答。お得感が利用のタイミングとなることが多いことがわかった。

 他にも38.9%が「価格を比較して購入したいとき」と回答していることから、インターネットショッピングは価格の比較がしやすいことが評価されていることがわかる。

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購入の決め手、化粧品は「口コミ」、ファッションは「商品画像」

 続いて、インターネットショッピングでの購入の決め手を商品・サービス別に調査。その結果、「価格」はどの商品・サービスでも2割以上となった。特に「旅行・交通チケット」では51.4%と高くなった。

 購入の決め手は商品やサービスによって特徴が見られ、「化粧品」では「口コミ・利用者の商品評価」が最も高い一方、「ファッション・ファッション雑貨」では「商品画像」が他の商品・サービスと比べ高かった。実物が試せない分、口コミや画像が購入時の判断材料として重要視されていることがわかる。

 また、「口コミ・利用者の商品評価」に注目すると家電・オーディオ・パソコン・電子機器類」などでも「商品説明」を上回った。

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実店舗で購入す利点、7割超が「実際に商品が確認できる」と回答

 最後に、実店舗で買い物をする利点について尋ねた。その結果、「実際に商品が確認できる」と回答した人の割合が76.8%と最も多く、その後に「購入後すぐに使用できる」が41.7%と続いた。「実物を手に取れない」、「配送の時間が必要」というインターネットショッピングの特徴とは逆の面が評価された結果となった。

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【調査概要】
地域:全国
対象者:男女16~69歳のV会員
期間:2024年12月3日(火)~2024年12月5日(木)
有効回答数:1,804サンプル

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2025/01/30 13:15 https://markezine.jp/article/detail/48103

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