アライドアーキテクツは、6月11日、顧客の声をAIで解析し、コミュニケーションの起点となるインサイトを発見するデータプラットフォーム「Kaname.ax」を海外市場に対応させた「Kaname.ax Global」の提供開始を発表した。
同サービスは、SNS上の投稿やECサイトのレビューなどをAIで解析し、現地の生活者が商品・サービス・ブランドを想起するきっかけや状況(CEPs:カテゴリーエントリーポイント)を特定するものである。言語や商習慣の異なる海外マーケティングにおいて、客観的なデータの裏付けに基づいたターゲット選定や販売商品の最適化といった上流戦略から、クリエイティブの最適化などの施策までを一気通貫で支援する。
具体的には、企業のデータ保有状況や目的に応じ、次の3つのアプローチを展開する。
- SNSデータ解析「CEPsリスニング」:SNS上の発話データから特定カテゴリーの市場トレンドや需要、ブランド購買のきっかけを解明し、訪日観光客を対象としたインバウンドの指名買い対策などのオンラインコミュニケーション策定に活用する。
- 海外パネル調査「Go To Marketアスキング」:自社データがない新規参入時に、海外パネル調査を通じてターゲット選定を支援する。
- 自社データ活用「フリーテキスト解析」:既存の多言語レビューやアンケートデータを解析し、自社では気づきにくい海外ユーザー独自の評価ポイントを発掘して主力商品の選定や訴求のブラッシュアップにつなげる。


「Kaname.ax Global」は、単なる調査レポートの出力にとどまらず、インフルエンサー起用やSNS運用、広告など、具体的な施策の実行性に特化した調査設計を行う点を特徴としている。
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