リサーチとプランニングを手掛けるQOは2026年5月20日、AI技術をリサーチ・プランニングの実務に実装することを目的とした研究機関「AI Insight Institute(以下、AIII)」を発足した。これにより、QOが蓄積した知見やデータアセットとAI技術を融合し生活者理解を拡張することで、マーケティング活動における意思決定の高度化を支援する。
AIIIは、理論的な研究開発にとどまらず、実務で機能するソリューションの展開や既存リサーチサービスの高度化を主要な領域として活動。具体的には以下3領域を推進する。
(1)研究開発領域
AI時代の生活者研究:
AIの普及により変化する生活者の意識・行動・意思決定プロセスを継続的に捉え、変化を観測・蓄積・解釈し、実務活用の土台となる知見を構築する。
(2)ソリューション展開領域
生活者AIペルソナの開発およびソリューション提供:
定量・定性の知見を統合し、生活者のナラティブをAIで再現。「対話可能な生活者像」として、実務に即したソリューションを展開する。
Agentic Researchのソリューション提供:
マーケティングリサーチ活動における課題設定から探索・整理・示唆出しまで伴走する自律型支援エージェントの構築を支援する。
(3)既存サービスの高度化領域
AI-Augmented Researchの推進:
AI活用によりリサーチ運用力を拡張し、高速かつ高品質な示唆抽出を実現する。
リサーチ&プランニングRAGの開発:
QOが培ってきた「見立て」や企画ノウハウをAIに実装。再現性を高め、顧客支援の高度化を目指す。
【関連記事】
・QO、感謝を企業や生活者へ手渡す「どうぞ企画」を開始 創業60周年を記念
・QO、NEW STANDARDと業務提携 マーケティングプランニング事業を強化
・電通、AIでファン創出過程を可視化する「ファンAIリサーチ ブランド」本格運用開始
・楽天インサイト、調査の分析を2種類のAIアシスタントが支援する「楽楽リサーチャー」の提供を開始
・マテリアル、プランニングユニット「SHABEL」発足 発話・対話を促すPRでブランド価値向上を支援
