東京⼯科⼤学は2026年度の新⼊⽣を対象に、SNSなどコミュニケーションツールの利⽤状況に関するアンケート調査を実施した。同調査は2014年より実施しており、今回が13回目となる。以下、一部内容を紹介する。
利用増加率1位はBeReal.、Instagramも11年連続増
まず、現在使用しているSNSの利⽤率を調べた。1位はLINEで99.1%となり、2014年の調査開始以来13年間連続でトップとなった。2025年調査で初の2位となったInstagram(3.4ポイント増、86.0%)は11年連続で増え、3位のX(1.2ポイント減、77.0%)との差を9ポイントに広げた。
男女別で見ると、Instagramは特に女子の利用率(3.0ポイント増、94.6%)ではLINE(99.0%)に迫っており、男子(3.1ポイント増、78.6%)も初めてX(76.4%)を上回り2位にランクインした。3位のTikTok(5.8ポイント増、54.3%)は7年連続で増加し、女子は7割(5.5ポイント増、70.3%)に達し、男子(5.2ポイント増、40.6%)も大きく増加。
また、SNSで最も増加率が高かったのがBeReal.(7.0ポイント増、41.4%)で、女子では5割半ばまで伸び(7.0ポイント増、54.7%)、男子も増加(6.2ポイント増、30.1%)した。
連絡手段にはInstagramのDMが利用拡大
次に、普段の連絡⼿段に使うツールを調査。すると、1位のLINE(98.5%)に次いでInstagramのDM(3.8ポイント増、55.1%)が前年に続き拡大した。女子では男子の1.6倍となる約7割(69.5%)に達した。また3位のDiscord(0.9ポイント減、23.0%)は4年連続で2割台前半(SNS利用率では4割台)を維持し、男子の利用が女子の2.5倍となっている。
※2014年~2018年は「普段、メッセージのやりとりで友人との連絡方法に使っているもの」として質問
9割以上が生成AIを利用
続いて、今回が初となる生成AIの利用状況調査では、新⼊⽣全体の9割以上がいずれかの生成AIを利用していることがわかった。トップはChatGPTで8割超(80.8%)、次いでGeminiが4割弱(38.8%)だった。ChatGPTは女子(86.5%)が男子よりも10.6ポイント高いのに対し、Geminiなど他の生成AIでは男子が女子よりも高い傾向が見られた。
Netflixが急拡大、Amazonプライム・ビデオにせまる
現在利用している動画配信サービスを尋ねると、YouTube(97.6%)が2019年以降95%以上を維持。2位のAmazonプライム・ビデオ(1.9ポイント増、48.0%)に次いで、Netflix(16.9ポイント増、45.8%)が女子では半数(48.8%)にせまるなど過去最大の伸びに。TVer(3.7ポイント増、32.3%)は女子で半数近く(9.3ポイント増、47.9%)まで拡大し、男子の約2.5倍となった。
【調査概要】
実施日:2026年4月2日〜4月22日
対象:2026年度の東京工科大学新入生(八王子および蒲田キャンパスの6学部)
サンプル数:1,682人(回答率89.6%、男女比:53.8%対46.2%)
方法:Moodleによるオンラインアンケート※2014年〜2019年は対⾯記⼊⽅式
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