日常の業務スピードが加速する5月。新人の皆さんは実務の波に揉まれ、教育係の皆さんは「どう教えれば本質が伝わるか」に悩み、そして現場の第一線で戦う実務家の皆さんは「これまでのやり方で本当にいいのか」と、改めて足元を見つめ直す時期ではないでしょうか。今回はMarkeZineが主催する「実務者が選ぶマーケティング本大賞2026」の参考本の中から、マーケティングの基礎をまとめた書籍を4冊ご紹介。チーム全員が同じ解像度で顧客を見つめ、同じ言葉で戦略を語る。そんな「強い組織」の土台作りにご活用ください。
マーケティングの基本を知り、コミュニケーションを円滑に
阿久津聡(監修) 新星出版社
新人のキャッチアップはもちろん、ベテラン層が「自分の司式を言語化・図解化して伝える」ための教科書としても最適な1冊です。
日本マーケティング学会副会長の阿久津 聡氏が監修した本書は、マーケティングを手軽に知り且つ、きちんと会話・説明できるようになりたい人に向けて作られています。マーケティングの基本概念が視覚的に整理されているので、多忙な業務の合間でもトピックを確認できます。新任マーケターの自習にはもちろん、実務はわかっていても説明しようとすると難しい…という方にもおすすめです。
「私たちは何を売っているのか?」を考えるきっかけに
佐藤義典(著) 青春出版社
「バナーを作る」「メールを書く」といった日々の作業に追われ、マーケティングの目的を見失いかけてしまう。多くの実務家が経験し、何度も陥る罠ではないでしょうか。
本書は「顧客が欲しいのはドリル(製品)ではなく穴(価値)である」=「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という、マーケティングの本質を学べる1冊です。新任マーケターは「顧客視点」の重要性を学べ、ベテランマーケターは自分の仕事が「顧客のどんな幸せに繋がっているか」を改めて見つめ直せます。
手探りの現場を突破する、売れる仕組みの作り方
堀野正樹(著) 日本実業出版社
「十分なリソースがなく、自分たちで何とかするしかない」「知識がないけど任されてしまった」「どう改善すればいいかわからない」。そんな現場のリアルを突破するためのガイドです。
本書は著者が現場で得た経験をもとに、孤軍奮闘する社内マーケターが、どうすれば「勝手に売上が伸び続ける仕組み」を作れるのかを解説するもの。「戦略」「チーム力」「実践力」「データ分析力」の4つの柱で、すぐに取り組めるノウハウが書かれています。インタビュー質問や商品分析などのテンプレートが付いているので、現場のマーケターはもちろん、基本のマーケティング用語を学んだ後のアクションにつなげたい新人マーケターにもおすすめの1冊です。
実務家にこそ必要なロジックのインストール
阿部誠(著) KADOKAWA
こちらは、最新のトレンド手法には自身がある・実務経験は積んでいる一方で、ロジックや学問的なマーケティング知識には不安を感じている方におすすめの本です。
東京大学で教鞭を執る阿部誠氏が、4年分のエッセンスを10時間に凝縮した1冊。阿部氏は、「実務のマーケティングには、サイエンスの側面 (客観的、理論的) とアートの側面 (クリエイティビティー) の両方が必要」だと説いています(※)。本書でマーケティング理論を体系的に学び、これまで培った経験とロジックをつなげることで、業務への自信を高めませんか?
※引用:「UTokyoBiblioPlaza」より
あなたの「推し本」に清き1票を!
今回ご紹介した4冊以外にも、「実務者が選ぶマーケティング本大賞」特設サイトでは投票の「参考本」が多数掲載されています。眺めるていると、あなたの悩みや課題の解決につながりそうな1冊が見つかるかもしれません。ぜひ、サイトを覗いてみてください!
「この本に救われた」「この知見はもっと広まるべきだ」と思える1冊が見つかったら、ぜひその想いを投票に託していただけると嬉しいです。投票期日は5月19日です。皆様の熱いメッセージをお待ちしております!
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