ランクエストは、10代から70代以上の1,050名を対象に実施した情報収集と検索行動に関する調査結果を発表した。同サービスは、4,300社以上のSEO支援を行った実績をもつ。
普段情報収集を行う媒体
まず、情報収集を行う媒体を質問したところ、インターネットは全世代で8割前後が利用し、特に40~60代では90%超と高水準だった。一方、SNSは10代の85%から年齢が上がるにつれて低下し、70代以上では17%にとどまった。テレビは逆に年齢とともに利用率が上昇し、70代以上では87%に達した。

検索時のPC利用は10代で26%
検索時の端末利用では、世代による明確な差が見られた。PCは10代で26%と低く、年齢が上がるにつれて上昇し、40代以上では80%超だった。一方、スマートフォンは10代で98%とほぼ全員が利用し、年齢が上がるにつれて低下するものの、70代以上でも61%が利用していた。

Yahoo!を検索に利用する60代は71%
検索エンジンではGoogleが全世代で7割以上の利用率を維持。Yahoo!は年齢が上がるほど利用率が高まり、60代で71%に達した。

また、検索結果の閲覧では、10代の53%、20代の55%が1ページ目までの確認で満足していた。一方、30代の26%、40代の27%、50代の35%、60代の33%、70代以上の32%が1ページのみで確認を済ませると回答。若年層は1ページ目のみを重視する傾向があるが、中高年層は2ページ目以降も確認する傾向が強いと、ランクエストは分析している。
【調査概要】
調査日:2024年11月27日~12月5日
調査対象地域:全国
調査機関:Freeasy
調査方法:オンラインアンケート調査
調査人数:1,050名
調査対象: 10代~70代以上の男女
※本調査は10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上の7区分に分け、それぞれ150名ずつ、合計1,050名を対象とした。
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