ぐるなびは、生成AIを活用した飲食店検索アプリ「UMAME!(うまみー!)」のβ版をリリースした。
同サービスでは、生成AI技術やぐるなびの持つデータを活用し、ユーザーの外食ニーズに対してパーソナライズした店舗提案を行う。エリア・料理ジャンルの指定だけでなく、日常的な会話で気分やニュアンスに基づいたお店探しが可能だ。画像ファイルを使用して、料理や雰囲気から飲食店を見つけることもできる。
また、AIによる推薦コメントやマッチ度を表示したり、入力内容に基づいて自動的にフィルタを作成したりする機能も搭載。この他、二次会の場所を提案してくれる「二次会検索」や旅先のグルメを方言で提案する「旅先グルメガイド」など、特定の目的に特化したAIアシスタント機能も実装する。
今後は、食体験を記録・シェアする機能や自動言語切り替えが可能なマルチランゲージ機能などの追加を行っていく。なお正式リリースは、2025年の夏頃までを予定している。
ぐるなびは同サービスを通じて、飲食店を利用するすべての年代のユーザーに次世代の食体験を提供することで外食機会の増加につなげ、飲食店の集客力の最大化に貢献。β版リリース後も改善と進化を続け、既存の「楽天ぐるなび」アプリとの将来的な統合も視野に入れて検討を進める。
【関連記事】
・Yahoo!検索、飲食店の検索結果に生成AIが口コミを要約した説明文を表示する機能をリリース
・ウェザーニューズがスーパー・小売、飲食事業者に「来店客予測データ」を提供開始 マルエツが先行導入
・飲食店のSNSアカウント運用を来店に繋げるポイントは?【toridori調査】
・Web3アプリ「EatnSmile」、サービス開始 飲食店の口コミや紹介ページをユーザーが作成
・ニールセン、飲食店予約サービスの利用状況を発表 18~34歳のGRPが昨年比4倍強に