SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめのセミナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第111号(2025年3月号)
特集「CES 2025より テクノロジーで変わる社会、広告、マーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

消費者購買行動の変化、9割以上のカテゴリーで購入人数が減少/カタリナマーケティングジャパン調査

 カタリナマーケティングジャパンは1月27日、同社が保有するリテールメディアネットワークのデータを活用し、「2024年における消費者の購買行動変化」を発表した。

値上げで平均単価は3.2pt増加

 まず2024年の総購入金額を見ると、2023年と比較し1.6pt増加した。総購入金額増加の要因は平均購入単価の上昇で、2023年比で3.2pt増加する結果となった。

 この上昇は値上げの影響が大きいものの、2022年と比較した2023年消費者購買行動変化レポートでの上昇率と比べると和らいでいることがわかる。一方、一人あたりの購入数量は前年比で1.5pt減少する結果となった。ただこちらも2023年消費者購買行動変化レポートと比較すると減少率は縮小した。

 これらの結果から、値上げ傾向が続いていることで平均購入単価が増加しているものの、2024年は買い控えの動きが少し弱まったと考えられる。

【クリックすると拡大します】

46カテゴリー中43カテゴリーで購入人数が減少

 次に、1回あたりの買い物での変化を見ると、購入数量は0.1個と2023年より0.7pt減少しているものの、1商品あたりの平均購入単価は、7.8円で、2023年より3.2pt上昇した。そのため、購入金額は62.9円となり、2023年より2.4pt増加する結果となった。

 また、購買状況をカテゴリー別の購入人数で調査したところ、今回分析対象とした全46カテゴリーのうち43カテゴリーが2023年よりも減少する結果となった。

【クリックすると拡大します】

【調査概要】
対象ID:毎月1回以上買い物をしている状態が以下対象期間内で継続しているID
対象期間:2023年1月1日~2024年12月31日までの24ヵ月間
対象店舗:カタリナネットワークに24ヵ月継続して加入している店舗

【関連記事】
カタリナ消費者総研、ベストヒットランキング2024を発表 洗濯用洗剤のTOP5はすべて同一ブランドに
2024年上半期の新商品ベストヒット、5つのカテゴリーからトップ5を選出【カタリナ消費者総研調査】
UUUMとストアギーク、リテールメディアでインフルエンサーによる訴求が可能なパッケージを共同で提供
生成AI、学生および企業規模が大きく上位の役職者ほど積極的に活用【インテージ調査】
生活者の約5割が週1回以上チョコを食べると回答 頻度が高いほど機能性を重視【マイボイスコム調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2025/01/28 08:15 https://markezine.jp/article/detail/43768

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング