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Sprocket、AIと対話でデータ分析を自動化する「データ分析エージェント」提供

 Sprocketは2025年7月16日、生成AIを活用した新たなデータ分析支援ソリューション「データ分析エージェント」のβ版提供を開始した。同サービスは、同社のAIエージェントシリーズ「SproAgent」の第1弾プロダクトとしてリリースされた。

 同ソリューションでは、AIによる多角的な分析と視覚化を実現。分析結果をグラフやチャートを用いて提示することで、インサイトの発見や迅速な意思決定を支援する。

 また、日次・週次・月次などの時系列分析や、デバイス別・流入経路別・顧客属性別などのセグメント分析にも対応。コンバージョンファネル分析や売上貢献度分析、顧客行動分析など、マーケティングに必要な幅広い分析が可能となる。

 従来、マーケターが顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを実現するには、高度なデータ分析や個別コンテンツの制作、施策の実行に多大な時間とコストが必要だった。特にSQL等の専門知識を持つ人材が不足している現場では、分析作業が大きな負担となっていた。生成AIの登場により、これらの業務の効率化が期待されていたものの、専門的なツールでは十分な活用が難しい状況があった。

 この課題に対し「データ分析エージェント」は、自然言語でAIに指示するだけで高度なデータ分析を行える点が特徴である。「先月の売上トップ10商品を教えて」「PCとスマホのコンバージョン率を比較して」など、日常的な表現でAIとのチャットが可能となる。

 同ソリューションを導入することで、SQLの記述や複雑な集計作業が不要となり、これまで専門職が担っていた分析業務が誰でも扱えるようになるという。

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MarkeZine(マーケジン)
2025/07/16 16:30 https://markezine.jp/article/detail/49514

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