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生成AIを活用した購買データ分析ソリューション「Urumo BI」ターゲット顧客の再現機能を独自開発

 フェズは2025年7月14日、生成AIを活用した購買データ分析ソリューション「Urumo BI」において、新たに「顧客再現機能」を独自開発したと発表した。この機能は、商品ブランドのターゲット顧客やペルソナを、リテールデータプラットフォーム「Urumo」上の商品属性データと紐づけた購買データから再現し、購買実績の定点観測や広告配信・効果検証に活用するもの。

 メーカーはこれまで、市場調査や消費者調査、SNS分析など多様な調査を通じてターゲット顧客やペルソナを設定してきたが、マーケティング戦略の立案と実行で活用するデータソースが異なることから、マーケティングプロセス全体の一元的な運用が困難だった。

 今回の「顧客再現機能」の実装により、メーカーは自社で定義したターゲット顧客やペルソナの有効性・実効性を実購買データで検証可能となる。また、ターゲットとした顧客層に対し「Urumo Ads」を活用した広告配信や購買検証を一つのデータ基盤で実施でき、マーケティング活動のPDCAを一元的に推進できる。

 「Urumo BI」では、商品情報や口コミから生成AIが顧客価値観を表す商品属性データを独自収集し、これらの属性を購買データに紐付けてターゲット顧客やペルソナを再現可能とする。加えて、仮説検証や施策改善のプロセスを定常的なID-POS分析や広告施策と連動して実施することができる。

 同ツールは、データ分析に専門的な知識がなくても、データに基づくマーケティング戦略策定や業務効率化が実現できる。今後もフェズは「Urumo」とデータ活用技術を活かし、メーカーや小売企業の課題解決および売上向上に貢献するソリューションを開発・提供していく方針だ。

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2025/07/15 16:45 https://markezine.jp/article/detail/39085

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