アドウェイズの子会社であるUNICORNは、インティメート・マージャーが提供するデータマネジメントプラットフォーム「IM-DMP」とオーディエンスデータ連携を開始した。
これによりUNICORNは、「IM-DMP」が保有する約10億件のインターネットユーザーの行動履歴や属性などのオーディエンスデータを活用した広告配信が可能となる。
デジタル広告市場では、プライバシー保護意識の高まりを受けてサードパーティCookieの利用制限など、従来のターゲティング手法に課題が生じている。広告主側では、ユーザーの興味関心や購買意欲を的確に捉えたターゲティング手法がさらに求められている状況だ。
また、従来のターゲティング配信では、リーチ可能なユーザー数が限定され、配信ボリュームが縮小してしまうという課題も存在していた。UNICORNは「ターゲティングの精度」と「規模感(配信ボリューム)」を両立させるため、外部企業との連携を強化してきた。
インティメート・マージャーが提供する「IM-DMP」は、約10億件のオーディエンスデータを保有するデータマネジメントプラットフォーム。年齢・性別・居住地といった属性情報に加え、興味関心やオンライン行動データを掛け合わせることで、広告主の目的に応じたセグメントを構築・活用できる。

今回の連携により、UNICORNは「IM-DMP」が保有する膨大なデータソースを活用したターゲティング配信が可能となる。これまでUNICORNが蓄積してきた運用データ、配信最適化のノウハウを掛け合わせることで、配信可能なオーディエンス数を拡大しながら、生活者の行動や関心を捉えたターゲティング配信を提供する。
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