SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第114号(2025年6月 最終号)
特集「未来を創る、企業の挑戦」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ログリー、ウルテクで「カスタム項目インポート」機能を提供 マーケ・営業部門のデータ連携を強化

 2025年7月15日、ログリーはアカウントインテリジェンスツール「ウルテク」に新機能「カスタム項目インポート」を追加したと発表した。同機能は、既存の営業リストやSFA/CRMなどで管理されている顧客データをウルテクにインポートし、データの一元管理を実現するものである。 

ウルテク新機能

 従来、多くの企業ではマーケティング部門と営業部門でそれぞれ独立したデータ管理がなされ、必要な顧客情報が各所に散在しがちだった。この問題に対し、今回提供された「カスタム項目インポート」では、SFAやCRMで管理している顧客情報や企業属性、取引ステータス、管理IDといったカスタム項目をCSV形式で一括インポートできる。

 任意のタイミングでデータの追加や更新が可能となり、常に最新情報を保持したままでの分析ができるのが特徴だ。インポートしたデータはウルテク上でセグメント作成の条件として活用できるため、インテントデータと掛け合わせてより精緻なマーケティング・営業連携が実現する。

 また、操作は専門知識が不要な設計となっており、管理画面から直感的なステップでデータマッピングやインポートができる。マーケティング担当が必要な時に自らデータ活用を進められる点も強調されている。

 活用例としては、たとえばSFAから契約プランや導入製品情報をインポートし、既存顧客が上位プランや関連サービスのWebページを閲覧している動きを検知した際に、インサイドセールスへアラートを出し、最適なタイミングでのフォローアップを行うケースが挙げられる。他にも、長期間動きがなかった顧客のCRMデータを基に、再訪問を検知した際には関心が高いトピックのコンテンツを提供するなど、個々の顧客状況に応じたコミュニケーション設計が可能となる。

 ログリーは今後も同ツールの外部データ連携強化を進め、より高精度な施策実行を支援していく予定だ。

【関連記事】
ウルテク、ワンクリックで営業メールを生成する「インテントAIメール」機能の提供開始
ウルテク、新機能「AIインテント分析」を提供 自社サイト内外で収集されるデータをAIで解析
ログリー、「ウルテク」においてサイト来訪企業の動向を可視化する「企業動向タグ」の提供を開始
Ahrefs、生成AIと連携したSEO分析ソリューション「Ahrefs MCP Server」提供
UNICORN、インティメート・マージャーの「IM-DMP」とオーディエンスデータの連携を開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2025/07/15 15:00 https://markezine.jp/article/detail/49350

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング