Taboolaは、ぴあと朝日新聞社の合弁会社である、ぴあ朝日ネクストスコープ(以下、PANX)とのパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

両社は、TaboolaのAI広告技術とPANXが有するデータマーケティングプラットフォーム「PIA DMP」のチケット購買データおよび、データソリューション「A-TANK DMP」のメディア閲覧データを活用し、より精度の高い広告および情報提供を実現する。
新サービスでは、ぴあのライブエンタメチケット購買データなどに加え、朝日新聞社のメディア閲覧データも用いることで、Taboolaが独占契約を結ぶ500以上のプレミアムメディアに最適化された動画広告を配信する。特徴として、ユニークなターゲティング、プレミアムな広告配信環境、データ利用料0円かつ通常のTaboola広告よりも20%安い広告単価を挙げている。
PANX 代表取締役社長の木戸文夫氏は、エンタメという「人の熱量が爆発するデータ」とTaboolaの技術が融合することで、ユーザー一人ひとりに寄り添った広告体験を提供できると語る。両社は、最適なモーメントでの配信に加え、運用支援とパフォーマンス分析をすることで継続的な広告効果の提供を目指す。
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