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クロスロケーションズ、LAPに統合データ分析機能を追加 外部データと人流データを統合した分析が可能に

  クロスロケーションズは2025年6月19日、自社の人流分析プラットフォーム「Location AI Platform(LAP)」において、新たに「統合データ分析機能」を正式リリースした。

 これまでのLAPでは、人の動きを捉えた人流データ分析結果を地図上に可視化することで、店舗周辺の通行量や滞在傾向、曜日別変化などを直感的に把握できていた。

 今回の機能追加により、企業や団体は保有するCRMデータやPOSデータ、アンケート結果、外部から取得した統計データ(国勢調査・カード決済・購買データなど)を住所コードベースでLAPにアップロードし、人流データと統合して地理空間上に可視化・分析することが可能になった。これにより、「実際の行動(人流)」と「背景にあるデータ(属性や購買履歴など)」を結びつけた、"実勢に基づく分析"が誰でもすばやく行えるようになる。

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 LAP 統合データ分析機能:人流データと統合して地理空間上に可視化・分析できる

 たとえば、店舗周辺の実来訪者の分布と自社会員データを比較することで、潜在顧客エリアの特定や効果的なターゲティングに活用できる。また、多様なデータを人流データと地図上で統合・可視化することで、「どこで売上が動いたのか」「販促はどのエリアで効果があったのか」といった問いに対して、直感的かつ定量的に"見える化"された答えを導き出せるようになる。

 また、ダッシュボード形式でのヒートマップやグラフ表示により、現場から経営層まで部門横断でデータを共有できるため、迅速な意思決定や一体的な戦略立案を支援する。

 活用シーンとしては、小売・流通業界での店舗来訪客の分布や売上実績の分析、飲食業界での来店客の居住地と売上データの関連付け、さらには公共施設や観光分野における利用傾向分析など、多岐にわたる。LAPをご契約のお客様は追加費用なしでこの機能を利用できる(LAP Lite版は対象外)。

 これにより、顧客属性と来訪傾向の相関分析や商圏変化の予測、新たなターゲット抽出など、より高度な分析が可能となる。

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2025/06/24 07:15 https://markezine.jp/article/detail/37551

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