SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第104号(2024年8月号)
特集「社会価値創出につながる事業推進の在り方とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

2024年上半期の新商品ベストヒット、5つのカテゴリーからトップ5を選出【カタリナ消費者総研調査】

 カタリナ マーケティング ジャパンが運営するカタリナ消費者総研は、7月31日、「新商品ベストヒットランキング2024 上半期版」を発表した。

 同ランキングは、同社ネットワーク内の小売店におけるデータベースから、2024年上半期に最も多く手に取られた新発売商品をランキング化したもの。今回は、「ヨーグルト」「グミ」「入浴剤」「カレールー」「ノンアル飲料」といった5つのカテゴリーからトップ5を発表する。

ヨーグルト部門の1位~3位にはダノンの商品がランクイン

  まず、健康意識の高まりを受けて新商品の参入が相次いだヨーグルト部門のランキングを見ると、1位になったのはダノンの「ダノン ビオ 朝摘み苺と白桃75g×4」だった。2位、3位もダノンの商品がランクインしており、同社ブランド力の強さがわかる。

グミ部門では食感に特徴のある商品が多数選出

 次に、グミカテゴリーを見ると、1位には、バンダイの「プリキュアフレンズグミ」が選出された。人気アニメシリーズプリキュアの最新シーズンに登場するキャラクターやモチーフがかたどられたグミで、過去作シリーズ分も人気だった。

 2位にはカバヤの「タフグミ バウンシーマスカット」がランクイン。その他にもランクインしているグミは、それぞれ食感に特徴がある商品ばかりとなっていることから、味に限られない個性が求められやすいカテゴリーであることがわかる。

入浴剤部門では「びっくらたまごシリーズ」が人気に

 入浴剤部門では、バンダイの「びっくらたまご ちいかわ ふろふちころりん」が1位に選ばれた。同商品では、漫画作品“ちいかわ”のキャラクターマスコットが入浴剤の中にセットされており、作品の求心力とともに伸びを見せた。商品の中ににマスコットが入っているびっくらたまごシリーズは4位と5位にもランクイン。1回分を溶かして使うという商品カテゴリーの特性を上手く活かしたヒットといえる。

 3位には、バスクリンの「きき湯清涼炭酸湯 さわやかレモンの香り」が選出。同シリーズは2021年に「夏の疲労感」をテーマにリニューアル実施しており、今回ランクインした同商品は、レモンの香りに湯色はクリアブルー(透明タイプ)と、新たな利用シーンの象徴とも言える商品となっている。

カレールー部門の1位は、ハウス食品の「X-BLEND CURRY<辛口>」に

 カレールーカテゴリーを見ると、1位になったのはハウス食品の「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)<辛口>」だった。同商品は2023年8月に発売された大箱カレールー新商品で、今回はそのラインアップに満を持して追加された辛口の商品となった。

ノンアルコール飲料カテゴリーの上位4つが「アサヒスタイルバランスシリーズ」

 ノンアルコール飲料カテゴリーでは、トップ5のうち4つをアサヒビールのアサヒスタイルバランスシリーズの商品が占めた。

 同シリーズでは、元々あったスタイルバランスシリーズの商品に「素肌サポート」「睡眠サポート」といった機能が追加。機能性表示食品として新発売された。

 2位にはサッポロから「サッポロ 濃い搾りレモンサワーノンアルコール」がランクイン。アサヒスタイルバランスとは異なり、「居酒屋の手搾りサワーのような本格感」「いつもの晩酌と同じ気分で飲める」といったいつものお酒と変わらないという特徴を売りにしている。

【関連記事】
REVISIO、2023年度“注視度の高いテレビCMランキング”を発表 全31業種から業界別に選出
再訪したい国・地域ランキングの1位は日本に 要因を5つの視点で分析【電通調査】
カンター、2024年のグローバルブランド価値ランキングを発表 アップルが1兆ドル超で1位を維持
Webサイトランキング、一般企業編は「マクドナルド公式」が初の首位【日経BPコンサルティング】
楽天、「2024年 エンタメ上半期ランキング」を発表 「ONE PIECE」「すとぷり」などが人気

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/08/06 12:00 https://markezine.jp/article/detail/46418

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング