SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ショート動画の利用実態 TikTok利用者の過半数が「ほぼ毎日」視聴【ADK MS調査】

 ADK マーケティング・ソリューションズ(以下、ADK MS)は、3月27日、ソーシャルメディアのショート動画の利用実態およびショート動画広告の効果を2023年11月に調査しその結果を発表した。

YouTubeショートおよびInstagramリールの利用率はTikTokより10pt高い

 まず、ショート動画のサービス別利用率を調査した。その結果、YouTubeショートが48.6%、Instagramリールが35.2%となり、TikTokを10pt以上上回っていることがわかった。

 また、年齢別で見ると、多くの性年齢でYouTubeショートの利用率が首位だが、女性15歳~29歳ではInstagramリールの利用率が一番高い結果となった。

 YouTubeショートやInstagramリールは、TikTokと比較すると後発のサービスではあるが、YouTubeやInstagramそのものは先行して支持基盤があったことから、ショート動画機能に限定してもTikTokより多くの利用者が存在するのだと推察されるという。

TikTokユーザーの約6割が「ほぼ毎日」視聴すると回答

 次に、ショート動画のサービス別視聴頻度を調べた。すると、TikTok利用者の過半数が、「ほぼ毎日」視聴していると回答した。その割合は、YouTubeショートやInstagramリールと比較しても10pt以上高く、TikTokは習慣的に視聴されていることがわかる。

 また、視聴時間についても、TikTok利用者のショート動画視聴時間は他のプラットフォームと比較して長い傾向が見られた。

ショート動画サービス別で視聴カテゴリーに違い

 続いて、ショート動画サービス別の視聴カテゴリーについて調べたところ、YouTubeショートでは「アニメ」や「ゲーム」、Instagramリールは「ファッション」や「料理」が他のプラットフォームと比較して多く視聴されていた。

 ADK MSによると、これには利用者の性年齢や興味が反映されていると考えられるが、視聴したい内容によってプラットフォームが使い分けられている可能性もあるという。

 なお、TikTokでは「音楽」「美容」「旅行」など、幅広いカテゴリーの動画が視聴されていた。

TikTokのイメージは「若者向け」、Instagramリールは「おしゃれな動画が多い」

 次に、ショート動画の視聴理由やイメージを質問を行ったところ、「若い人向け」「トレンド情報を入手しやすい」などの項目で、TikTokが突出する結果となった。

 一方、Instagramリールでは「トレンド情報を入手しやすい」の評価がTikTokと同等に高く、「おしゃれな動画が多い」の評価は他のサービスよりも高くなっていた。

ショート動画視聴者の約6割が地上波テレビを「ほぼ毎日」視聴

 最後に、ショート動画視聴者における地上波テレビの視聴頻度について調べた。すると各プラットフォームの視聴者の約6割は地上波テレビを「ほぼ毎日」視聴しているという結果になった。

 また、ショート動画の広告とテレビ広告への評価を調べると、「信頼できる」をはじめとする多くの項目でテレビ広告の方が高い評価となった。

 しかし、「新しい発見がある」「面白い広告が多い」については、ショート動画広告がテレビ広告と同等もしくはテレビ広告を上回る評価となった、

【調査概要】
主体:ADKマーケティング・ソリューションズ
実施機関:インテージ
手法:インターネット調査
期間:2023年11月6日~11月9日
対象者:全国の15歳~49歳の男女かつ対象アプリで週1回以上動画を視聴している人(対象アプリ:YouTube、Instagram、TikTok、X、LINE)
サンプル数:スクリーニング調査10,091名、本調査4,426名(男女別・5歳刻みで300サンプルずつ割付)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/04/01 14:30 https://markezine.jp/article/detail/45255

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング