これまでNTTドコモでは、未成年者が契約者または利用者となる新規契約の際に、親権者からアクセス制限サービスの「不要」などの申出がなければ、「キッズiモードフィルタ」を利用するよう受付を行っていた。今回、この受付方式を8月1日からあらため、「特定分類方式(ブラックリスト方式)」である「iモードフィルタ」を利用するよう変更する。
「キッズ iモードフィルタ」は、グラビアサイトやコミュニティサイトなどを除いたiモードメニューサイトだけが閲覧可能となり、一般サイトへのアクセスは一切不可能となるサービス。「iモードフィルタ」は全サイトのうち、出会い系サイト、コミュニティサイトや違法なサイトなどへのアクセスが不可となり、その他のiモードメニューサイトや一般サイトへのアクセスは可能になる。
【キッズiモードフィルタ】
iモードメニューサイト:グラビア・コミュニティサイトは不可
一般サイト:全サイト不可
【iモードフィルタ】
iモードメニューサイト:グラビア・コミュニティサイトは不可
一般サイト:出会い系・コミュニティ・違法サイトのみ不可
NTTドコモは、利用者が小学生、はじめて携帯電話を持つ子どもの場合は「キッズiモードフィルタ」を勧めるなど、利用者にとって最適のアクセス制限サービスを提案するとしている。
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