博報堂 震災復興プロジェクト室は、エー・アイ・ピーと共同で、5月9日~18日に、中国、韓国、タイ、インド、インドネシア、ロシア、英国、アメリカ、ブラジル在住の20~49歳の男女、2700名を対象に調査を行った。
これらの国における東日本大震災への認知・関心は高く、日本に対する意見・評価としては、「日本に早く復興してほしい」「同情した」「暴動起こらず規律正しい」といったポジティブ評価が、「日本製品の高品質イメージ低下」「技術力イメージ低下」などのネガティブ評価を全体で上回った。
また、耐久消費財、日用品、食品・飲料、サービスのカテゴリーで、昨年(2010年)と現在とくらべて、「日本製品の購入意向」がどう変化したかについてたずねたところ、「上昇した」+「やや上昇した」と回答した人(全業種平均35.7%)が、「低下した」+「やや低下」と回答した人(全業種平均14.9%)を大きく上回る結果となった。
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