「Kindle Touch 3G」は、タッチスクリーンを備え、進化したE Ink技術で、明るい場所でも文字を読みやすい画面を実現。3G無線通信を利用してコンテンツを無料でダウンロードすることができる。Wi-Fi接続も利用できるが、Wi-Fiポットを探してまわる必要がないのも魅力のひとつとなっている。
縦172×横120×幅10.1ミリ、約220グラムのコンパクトなボディには、3000冊分のコンテンツを収録することができる。テキスト読み上げ機能のほか、その本に登場する人物、歴史上の人物、場所などが、本のどこに出てくるのか、またその詳しい説明をWikipediaとShelfari(Amazonの本棚サービス)から見ることができる「X-Ray」機能、つまりエックス線のように本の中身を透視する機能も備えている。
メールでPDFなどの文書を送信して閲覧することも可能。対応しているファイル形式には、TXT、PDF、MP3、DOC、JPEGなどが含まれる。こうした個人的な文書を3G接続を使ってダウンロードする際には、別途料金がかかる(Wi-Fiの場合は無料)。Kindle Touch 3Gは4月27日に出荷され、米国での価格は189ドルとなっている。
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