電通と電通マーケティングインサイトは、「感性工学」の手法を活用し、買い物客の潜在意識下における購入プロセスを読み解き、売りの現場での販売促進を図る調査・分析パッケージ「ULHINT(ウルヒント)」を開発した。
感性工学とは、人が情報を取り入れ、処理し、反応や行動につなげる非意識的な過程である「感性」を具体化することで課題解決法をデザインしていく考え方。
「ULHINT」は、感性工学の研究成果をベースに電通が独自に考案した「脳内会話」のノウハウを導入。人間の言語化できる意識と、言語では説明できない潜在意識の双方から、買い物客の意識変化や意思決定の心理を引き出し、買い物プロセスを把握。人間の持つ感性を読み解き、「購入」もしくは「非購入」に至るプロセスを解明することで、「購入」に至る意思決定メカニズムや、「購入」行動に影響を及ぼす要因を明らかにする。
脳内会話とは、生活環境やこれまでの経験・体験などに反応して情報がやり取りされる脳内プロセスを言語化し、比喩的に表現した言葉。
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