美人ショップ店長がドロップシッピングで売上No.1になれたその理由
MarkeZine読者の皆さん、こんにちは。CHELSEA ROSE (以下、チェルシーローズ)という美容関係のネットショップを運営するTamaです。私がドロップシッピングを利用してチェルシーローズを開店したのは、2006年末のことでした。最初は20~30万円ぐらいだった売上はその後、右肩上がりに上がっていき、4月には月商200万円に達しました。その結果、リアルマーケットが2007年7月に開催した、ドロップシッピングの売上を競う「ドロップシッピンググランプリ」では中、なんと1位に輝けたのです。
なぜたった半年で成果をあげることができたのでしょうか。その要因の1つは「美容関係」というネットショップの中でも売れ筋の商品を扱ったことです。女性に人気のサプリメントなどは単価も高く、当店の客単価もそれに比例して、だいたい5,000~1万円くらいとやや高水準だと思います。そして私自身が、もともと美容関係に興味があり、ダイエット商品やスキンケア商品などを紹介するのが得意だったことでこの2つがうまくかみ合ったことがあげられます。
No.1ショップのサイトを完全分析
しかし、良い商品を紹介したからといってお客様が簡単に集まってくれるわけではありません。サイトを開設してからは、「どうやっお客様が集めるか」「リピーターになってもらうにはどうすればいいのか」「商品を買っていただくには?」といった点に集中して試行錯誤を繰り返しました。そのようにしてできたのが現在のサイトです。ここだけですが、チェルシーローズのサイトの秘密を公開しちゃいます。
チェルシーローズのサイトの特徴をあげると、まず画像①の部分に思い切って私の“顔”を出したことです。それも写真だけでなく、トップページの一番目立つところに、動画で私からお客様へのメッセージをアップしました。ショップ店長の姿が確認できれば、購入するお客様も安心していただけます。他のネットショップなどでは、あまり店長が顔を出して喋っているのは見たことがありませんが、やってよかったと思います。ネットショップでは、販売サイトに自分の顔を出したくないという方も多いのですが、私の場合、それで嫌な経験をしたことはありませんし、顔を出すことで安心してお客様が購入することができるなら、もっと露出していきたいとも思っています。
また同様に②の部分の「店長ブログ」では、商品の紹介だけでなく、自分のプライベートの時間を写真付きで公開し、より身近に感じてもらえるようにしました。
定番商品を置く勇気が必要
さらに具体的な部分を説明していきましょう。サイトに訪れるお客様の大半がトップページを見てくれます。トップページは販売促進が行える貴重な場所なので、③の部分に一番の売れ筋である「季節商品」を置いています。この時は8月だったので、夏用の化粧品などを紹介しています。
その下の画面中央④にはDSPが推奨する定番の人気商品を置くようにしています。強く売りたい商品ということではないのですが、ここがドロップシッピングの難しいところで、「売りたいもの」と「売れるもの」は必ずしも一致しません。ドロップシッピングで生計を立てるならば、売上をあげるために、メインに多くのお客様に注目してもらえる定番商品を持っていく勇気が必要です。定番商品は数多くのネットショップで販売されているので、こうした商品を置くと、「ショップのブランドが傷つく」といって避ける店長もいますが、プラスの面に目を向ければ、売れ筋商品自体にブランド力があり、「このサイトにもこの商品が置いてあるんだ」ということでサイトが逆に信用を得ることもあります。
その下の⑤には、私が厳選したお気に入り商品を置いています。これはリアルマーケットが提供する商品の中で、私自身が実際に使って、気に入ったものを揃えています。アクセス解析で見てもお気に入り商品はよく見られているので、こまめに変えるようにしています。また、これらの商品は②のブログでも実際に使ってみた感想などアップしており、ブログから買っていただくことも多いです。
私がドロップシッピングを始めた理由
さて次は、私がドロップシッピングを始めた理由、そして初公開となる集客方法を明かしちゃいます。