SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第101号(2024年5月号)
特集「進化するテレビマーケティング、現在の選択肢」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ホットリンクが探る、SNS活用企業の成功の秘訣

目的に即しているならば、あえて機能やブランド訴求はしない選択もする。PaidyのSNS活用の姿勢

 SNS支援のホットリンクが「SNSをうまく使ってる」「あの企画良かった」という企業に取材。考え方や施策の裏話を伺うとともに、成功の秘訣を探る本連載。1回目はスマホだけで今すぐ買い物ができるあと払い(BNPL)サービス「ペイディ」を展開する、株式会社Paidyです。各施策の目的・KPIを明確にし、Test&Learnを繰り返す同社の取り組みについて取材しました。

本記事は6月25日まで無料でご覧いただけます。

日本にBNPLを浸透させる、Paidyのマーケティング戦略

──最初にPaidyおよび海宝様が担われているミッションをお聞かせください。

海宝:Paidyは、あと払い、いわゆる、BNPL(Buy Now Pay Later)サービス「ペイディ」を提供しています。スマホだけで欲しいものを今すぐ購入できて、お支払いは「まとめてあとから」行えます。アプリダウンロード数は1,400万を突破しました(2024年4月22日時点)。

株式会社Paidy VP of Marketing 海宝 晃子氏
株式会社Paidy VP of Marketing 海宝 晃子氏

 私はペイディがサービスを展開する日本市場におけるマーケティングを統括しており、BtoC領域では新規ユーザー獲得とLTV最大化、BtoB領域では戦略的パートナーシップの構築に携わっています。

 今回のテーマであるSNS戦略は主にBtoC領域で実施しています。SNSには様々な活用方法がありますが、中でもUGCを活かせる点が大きな強みだと考えています。テレビなどマス媒体は幅広い認知を獲得したり、信頼感を醸成したりできるので必要な施策ではあります。

 しかし、情報があふれる今の時代、自分向けのサービスだと生活者に思ってもらうためには、それだけでは足りません。SNS上で興味関心の近しい人がサービスについて語っているのを見てもらうことで、自分ごと化できるようになると考えています。

 あと払い(BNPL)というカテゴリ自体、日本ではまだ新しいため、いかにコンセプトや態度変容を市場に浸透させていくかが大切です。どのようなアプローチが良いのかTest & Learnを繰り返してきました。

ペイディと相性が良く、UGCを期待できる「推し活」に注目

──お話しいただいた戦略の大枠を踏まえ、注力してきた施策を具体的に紹介していただけますか?

海宝:今回は、特に印象に残っている「Asia Artist Awardsの授賞式チケットが抽選で当たるキャンペーン」と「4コマ漫画投稿」の2つの事例を紹介します。

 1つ目は、韓国エンタメ好きの方々をターゲットにしたX(旧Twitter)キャンペーンです。2022年12月に開催されたK-POP、K-Drama、K-Movieが融合したアジア最大級のアワード「Asia Artist Awards(以下、AAA)」に向けて実施したもので、公式アカウント(@Paidy_JP)をフォローして、「#ペイディさん2022AAAで推しに会いたいです」とハッシュタグをつけて引用リポストで会いたい推しを投稿してもらった方の中から、授賞式のチケットを抽選でプレゼントする仕組みでした。

キャンペーン当時の投稿https://x.com/PaidyJP/status/1590479352302424064
キャンペーンの投稿

──どうして韓国エンタメ好きにフォーカスしたのでしょうか?

海宝:定量と定性の両面で分析した結果、ペイディと韓国エンタメ好きの方々は相性が良いと判断しました。定量面では、ホットリンクさんにX上のソーシャルリスニングやユーザーベースなどを研究していただきました。結果、見えてきたのが韓国エンタメ好きな方々でした。

 定性面は、私の肌感も踏まえた結果です。普段から「ペイディ」という単語が入っているSNSの投稿をチェックしており、投稿者の方々に韓国エンタメ好きが多い印象を持っていました。もとから抱いていた印象が定量分析によって裏付けられた形です。加えて、身近にいる韓国エンタメ好きな方々の意見も取り入れることで、ターゲットの解像度を上げていきました。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー


「MarkeZineプレミアム」とは
溢れる情報の中から、今知るべき優良なマーケティング情報を厳選してお届けする会員サービスです。 Web有料記事が読み放題になるだけでなく、限定セミナー、ホワイトペーパー、雑誌(電子版)など複合的なサービスを通じて、 良質な情報をお届けいたします。個人でのご利用はもちろん、チーム利用向けのプランも複数ご用意しておりますので、 チームビルディングや人材育成にもご活用いただけます。

●全プレミアム記事がWebで読み放題
●限定イベントに無料で参加し放題
●限定ホワイトペーパーが読み放題
●雑誌『MarkeZine』が毎月届く。バックナンバー(電子版)も読み放題(チーム利用向けプランのみ)

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
あえてサービスをアピールせず、自然にファンの輪に入る

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ホットリンク(ホットリンク)

株式会社ホットリンクは、データ分析とUGC(ユーザーによるクチコミ)創出に強みをもつSNSマーケティング支援会社です。戦略設計から効果測定まで一貫したサポートを行い、クライアントの売上向上や認知拡大を図ります

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/06/11 13:55 https://markezine.jp/article/detail/45570

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング