ニフティは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で行われる平成19年度秋学期講義に、寄付講座「革新的ネットサービスの構築」を10月1日から開講することを発表した。寄附講座を行うのは、同社初の試み。
この講座は、講義だけでなく、実際にネットサービスの企画から運用までを行う実践的な内容となっており、受講者はネットサービスを構築するための前提知識の習得や現状を学んだ後、サービス開発に必要なプログラミング技術や運用の知識を習得し、ニフティのインターネットサービス「@nifty」と連携した、実践的なインターネットサービス構築を行う。
教員として、慶應義塾大学から環境情報学部の中村修教授と同大学院 政策・メディア研究科の羽田久一講師が参加し、ニフティからも、ネットサービスの企画や運用など、業務に携わる実務担当者が参加する。全13回の講義を受講できるのはSFCの学生のみで、定員は最大20名ほどを予定している。
受講者の評価は、サービス自体の斬新さや収益モデルの妥当性、定められた納期での完成度などで行われ、総合的評価が高いサービスは、ニフティのインターンシップの活用などによって品質を高め「@niftyラボ」での公開を予定している。