楽天と、アクトビラは10月22日に業務提携を発表。テレビの新しいネット・サービス「アクトビラ」によって、「楽天市場」の利用がはじめてテレビ上で可能になった。
今回の提携によって、「アクトビラ」上のショッピング・ジャンルに「楽天市場」を新設。ユーザーは高画質のデジタルテレビ上で「楽天市場」に出店する約21,000店、1,000万品以上の商品の中から携帯電話を利用するなどして購入することが可能となる。商品の選定はリモコン操作で行い、購入は当初、画面上にあるQRコードを携帯で読み取ったり、携帯から商品URLを記載したメールをパソコンに送信し、そのパソコンで完了したりすることになるが、将来的にはテレビ上で購入が完結するシステムの開発を行う予定だという。
株式会社アクトビラは、2006年7月7日にシャープ、ソニー、ソネットエンタテインメント、東芝、日立製作所、松下電器産業の6社により共同で設立。「アクトビラ」は、ブロードバンド接続機能を持つデジタルテレビを対象とした新しいネット・サービスで、映画・音楽・アニメ・ドラマ・ドキュメンタリーなどの映像配信サービス「アクトビラ ビデオ」(2メーカー20機種対応)と、ニュース・天気・番組情報・エンタメ情報・株価・地図/交通などの静止画+文字ベースの情報提供サービス「アクトビラ ベーシック」(9メーカー121機種対応)を提供している。