Googleが11月1日に発表したプロジェクト「OpenSocial」は、米最大手SNSのMySpaceが参加したことで注目されたが、そこに新たにトップSNSサイトが加わることになった。
Googleが発表した資料では、「OpenSocial」のコミュニティには、Engage.com、Friendster、hi5、Hyves、imeem、LinkedIn、Ning、orkutなど各国の人気SNSサイトが名を連ねているが、そこに日本からミクシィが参加を表明した。
ミクシィは、「Open Social」が提供する技術的な規格が、SNSの情報を活用するソフトウェアの汎用性や移植性の向上に寄与するものとして評価。さらに、ミクシィがこれまで提供してきた各種Web APIは「IETF RFC 5023」で定められた「Atom Publishing Protocol」に準拠しており、これは「Open Social」が各SNSに求めているWeb APIと同様の技術だとして、技術的親和性も評価し、今回の参加表明にいたったという。
今後、ミクシィは「mixiツールバー」などで稼働中の自社のWeb APIを、「Open Social」仕様に調整して順次公開すると発表している。
プレスリリース:「『mixi』、SNS情報参照の共通規格「Open Social」への賛同を表明」
「GoogleとMySpace、2億人の欧米SNS市場へ存在感を示す「OpenSocial」プロジェクト公開」(MarkeZine)