イーベイ・ジャパンは、同社の越境EC支援サービスを利用し、越境EC事業を3年以上展開している日本企業111社の担当者に、越境ECに関する実態調査を実施した。
越境EC出店のきっかけは「高い価格で売れるから」
越境ECサイトへ出店するようになったきっかけは、「日本よりも高い価格で販売できる」63.06%、「日本では売れない商品が、海外では売れる」50.45%、「購入者が日本よりも多い」36.04%となった。
販売商品のカテゴリーは「おもちゃ・ホビー・ゲーム」23.42%、「ファッション」19.82%、「カメラ関連」15.32%がトップ3、以下「音楽・レコードなど」が7.21%で続く。
軌道に乗った越境ECの課題は「プロモーション」、「人員不足」
越境ECを始めた当初の課題を質問したところ、「配送にかかわるリスク」が60.36%とトップに上がった。次いで「顧客対応」45.05%、「制度や規制に関する情報不足」39.64%、「現地語への対応」31.53%という結果になった。
一方で、現在の課題について質問したところ、「プロモーション」が36.04%と最も多かった。次いで「必要な人員の不足」が33.33%と、開始当初とは異なる課題が上位に入った。
【調査概要】
調査主体:イーベイ・ジャパン
調査期間:2019年3月13日(水)~3月26日(火)
調査対象:111社111名(イーベイ・ジャパンの越境EC支援サービス利用の事業者の内、越境ECを始めて3年目以上の事業者)
調査方法:インターネット調査
【関連記事】
・越境EC支援のジグザグ、KOLマーケティング事業開始 日本人KOLの秋山燿平氏をアドバイザーに
・超十代、微博と戦略的パートナーシップを締結/日中間の広告・越境Eコマース事業を展開
・「ライブコマース・サービス カオスマップ2018」ECモール型のほか越境EC・SaaS型なども登場
・越境ECのサイト開設をトータルサポート!CTC、中国におけるITシステム構築支援サービスを開始
・日中韓の3ヵ国言語に対応!GMOメイクショップ、韓国企業と提携し越境EC支援サービスを提供へ